コウノトリ写真コンで最優秀賞
2015年04月15日
コウノトリ写真コンクール最優秀賞に輝いた「花火見物」=寺坂好司さん撮影
夜空いっぱいに打ち上がる花火の手前に巣塔を写し、塔に止まったコウノトリをシルエットに浮かび上がらせた印象的な構図だ。
撮影は昨年8月。豊岡市百合地地区で人工巣塔から約300メートル離れた場所に三脚を立て、400ミリの望遠レンズをセットした。ひなが立つ巣塔のバックに花火が打ち上がる瞬間を狙ってシャッターを切ったという。
5年ほど前に上郡町に飛来したコウノトリを撮影して以来、被写体として興味を持った寺坂さん。生息地がある豊岡へ何度も通ううちに「愛情かけて子育てする姿が人間と同じ」と愛着が湧き、昨夏も毎週撮影に出向いた。
コウノトリは通常7月までに子育てを終えるため8月に巣塔で撮影出来る機会はめったになく、受賞作に写ったひなも撮影翌日に巣立っていったという。6度目の応募でグランプリを射止めた寺坂さんは「またとないチャンスに恵まれた」と狙い通りの一枚に満足そうだった。
同コンクールは「コウノトリファンクラブ」(事務局・但馬県民局)が主催。今回は128点の応募があった。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年4月18日(2132号) 4面 (12,799,477byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
今年の義士祭「例年通りの規模困難」 赤穂浪士「助命か厳罰か」中学歴史で討論 新田に赤穂緞通のギャラリー工房 [ 文化・歴史 ] 2020年06月19日ふれあい囲碁 市民限定で4か月ぶり開催 [ 文化・歴史 ] 2020年06月15日コロナ影響で市美術展中止 赤穂民報主催・第33回習字紙上展の作品募集 レナウンの基礎築いた尾上設蔵 桃井ミュージアム開館10年で感謝デー [ 文化・歴史 ] 2020年05月23日ゆず、Aimerなどに楽曲 釣俊輔さん [ 文化・歴史 ] 2020年04月04日「歩いてほのぼの」春の坂越写真展 [ 文化・歴史 ] 2020年04月03日義士ダンス CD完成「時を超えて〜AKO47のテーマ〜」 [ 文化・歴史 ] 2020年04月03日忠臣蔵研究の第一人者 山本博文氏死去 相生産高機械科 銅鏡復元に成功 [ 文化・歴史 ] 2020年03月30日「塩のまち」住民有志が歴史学ぶ会 [ 文化・歴史 ] 2020年03月20日ジャコウアゲハ地道に観察 報告書第3弾 [ 文化・歴史 ] 2020年03月14日
コメント
最初は見えんかったけど、写真を拡大したら巣塔の上にコウノトリがいるのがわかった。
0 0
投稿:トキ 2015年04月15日コメントを書く