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心込めた和太鼓の音色で慰問

 2015年07月04日 
児童とお年寄りが交流した和太鼓慰問=千種の苑
 総合的な学習に和太鼓演奏を取り入れている原小学校(入潮令子校長)が2日、東有年の特別養護老人ホーム「千種の苑」を訪問。この日のために練習してきた成果を披露した。
 同校では20年以上前から5、6年生が「原小太鼓」を練習。昨年度からは学年を4年生にも広げた。
 この日は今春からバチを握った4年生6人が施設を訪れた。児童を代表して起塚龍玄(たつはる)君(9)が「一生懸命練習しました。力いっぱいたたきます」とあいさつ。利用者ら約80人を前に締め太鼓や長胴太鼓、平太鼓を打ち鳴らした。
 「練習より上手に打てた」と武藤実桜唯(ぶとう・みらい)さん(9)。演奏後はバチさばきを説明したり、手作りの名刺を渡したりしてお年寄りと交流した。西村シゲノさん(92)は「とても良かった。ありがとう。来年は太鼓をたたいてみたい」とにこやかだった。
 また、4日には坂越の老人福祉施設「いきしま」を坂越中の「一心太鼓」12人が慰問。勇壮な音色でお年寄りを喜ばせた。
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掲載紙面(PDF):
2015年7月11日(2143号) 4面 (12,666,009byte)
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