落語で笑って感性磨こう
2015年07月16日
技芸のコツも教わった出張落語鑑賞会
演者一人が言葉と身振りで場面を演じる落語を通じて想像力を育もうと実施。上方落語協会にも所属している桂阿か枝(あかし)さんと笑福亭喬介さん、囃子方の勝正子さんら3人が来校した。
阿か枝(あかし)さんは扇子を箸に見せたり、手ぬぐいで焼きいもを表現したりする技芸のコツを伝授。お囃子ワークショップでは、古典落語「皿屋敷」で幽霊のお菊が皿を数える演技に児童が挑戦。太鼓とドラで「ドロドロドロ〜」と鳴らす囃子も体験した。
締めくくりに喬介さんが一席を披露。動物園に雇われてトラの皮をかぶって檻に入った男の顛末をユーモラスにみせる「動物園」で会場を笑わせた。
「耳で聞いて頭の中で想像をふくらませる落語の楽しさを感じてもらえたのでは」と阿か枝さん。ワークショップでうどんをすする仕草を教わった守戸陸(もりと・りく)君(11)は「意外とお皿を持つ手の方が難しかった。落語家さんはすごい」と感心していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年7月18日(2144号) 3面 (11,967,486byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
頭人行列に獅子舞 3年ぶり「神幸式」 [ 文化・歴史 ] 2022年10月17日国重要無形民俗文化財「坂越の船祭」3年ぶり開催 [ 文化・歴史 ] 2022年10月10日市民文化祭の生花展「高齢化で最後」 [ 文化・歴史 ] 2022年10月08日「川柳赤穂吟社」10周年記念で誌上大会 投句募集 [ 文化・歴史 ] 2022年10月08日田辺眞人氏の歴史発見講座 50人募集 風景写真西播磨 会員10人作品展 [ 文化・歴史 ] 2022年10月03日ル・ポン開幕前会見 樫本さん「人生に残るコンサートに」 [ 文化・歴史 ] 2022年09月30日ル・ポン国際音楽祭 2日開幕 赤穂公演の残席わずか 「声楽の甲子園」初の2年連続県代表 [ 文化・歴史 ] 2022年09月26日「ひょうご五国」巡回展 赤高生が音声ガイド [ 文化・歴史 ] 2022年09月17日「赤穂緞通の魅力伝えたい」織り手志望の女性が絵本 [ 文化・歴史 ] 2022年09月09日絵手紙始めて3年 95歳初の作品展 [ 文化・歴史 ] 2022年09月05日逸話でひもとく史実の元禄赤穂事件 [ 文化・歴史 ] 2022年09月04日義士外伝の新作歌舞伎『荒川十太夫』10月に歌舞伎座 十州塩田の作業唄一堂 赤穂からも出演 [ 文化・歴史 ] 2022年09月02日
コメントを書く