文武両道の鑑、故木山正規さんを偲ぶ
2015年11月01日
遺影に白菊を手向け、故木山正規さんの冥福を祈る参加者
木山さんが代表を務めた「赤穂短歌の会」(尼子勝義代表)が主催。会員を中心に約40人が参加した。
木山さんは大正14年に赤穂で生まれ、兵庫師範学校の学生だったころから短歌を学び始めた。赤穂市内の小・中学校に教員として勤めながら、昭和36年に同会を創設した。
偲ぶ会では、市文化会館初代館長、兵庫県剣道連盟会長などを歴任した木山さんの経歴を紹介した。生前に出版された5冊の歌集から会員らが代表作を朗読。木山さんが作詞した城西小校歌、組曲「わが千種川」などを流し、幅広かった才能を振り返った。
木山さんが短歌を師事したアララギ派歌人、柴谷武之祐(1908−84)の長男武爾さん=神戸市東灘区=、同会発足時からの会員の鵜飼敦子さん(74)=名古屋市=などが追悼の言葉を述べた。赤穂中で木山さんが担任したクラスの生徒だった黒木節子さん(78)=岐阜県可児市=は「笑顔が素敵で、心の大きい方でした」と別れを惜しんだ。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年11月7日(2160号) 3面 (11,281,861byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「二十歳のつどい」若者たちの節目祝福 [ 社会 ] 2023年01月08日15日に各神社で「とんど祭り」 好転期待「春が訪れる年に」新年交礼会 [ 社会 ] 2023年01月04日ユネスコ文化遺産「大垣祭」赤穂出身画家が天井画制作中 [ 文化・歴史 ] 2023年01月01日全国伝統的工芸品展で赤穂緞通作家2人入選 [ 文化・歴史 ] 2023年01月01日有年考古館で企画展「看板・立札・道しるべ」 [ 文化・歴史 ] 2022年12月22日「ウサギのように飛躍を」児童ら描いた干支大絵馬 《市長選2023》予備審査も現職陣営のみ [ 社会 ] 2022年12月21日野中橋の側道橋完成 通学も安全に JR播州赤穂ー長船間 来春上下計4本減便 [ 社会 ] 2022年12月18日市民病院の今年度上半期収支 4・6億円の黒字 [ 社会 ] 2022年12月17日特別展「上方の忠臣蔵浮世絵」貴重な190点 [ 文化・歴史 ] 2022年12月10日義士引き揚げルート 中央義士会が一部見直し [ 文化・歴史 ] 2022年12月10日市民病院 今年度上半期「公表対象の医療事故なし」 [ 社会 ] 2022年12月10日赤穂民報主催・第38回習字紙上展の出品規定
コメントを書く