被爆アオギリ2世を移植
2016年03月01日
広島市の平和記念公園に植えられている「被爆アオギリ」の種から育った幼木1本と由来を記した説明板を赤穂市がこのほど譲り受け、非核平和都市宣言銘板がある中広の市文化会館前広場に植樹した。
被爆アオギリは広島に原爆が投下された当時、爆心地から1・3キロの旧広島逓信局にあり、熱線と爆風で半分ほどが焼けながらも芽を吹き返したことで知られる。昭和42年に現在の場所に移植された。
「二世アオギリ」の寄贈は世界161の国と地域から6991都市が加盟しているNGO「平和首長会議」(赤穂市は平成21年に加盟)が昨年度から始めた取り組み。同NGO事務局によれば、2月末までに70自治体に贈ったという。
移植した苗木は2年生で高さ約20センチ。赤穂市は「本市における非核平和推進事業のシンボルとして大切に守り育てたい」としている。
掲載紙面(PDF):
2016年3月5日(2176号) 3面 (12,052,288byte)
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被爆アオギリは広島に原爆が投下された当時、爆心地から1・3キロの旧広島逓信局にあり、熱線と爆風で半分ほどが焼けながらも芽を吹き返したことで知られる。昭和42年に現在の場所に移植された。
「二世アオギリ」の寄贈は世界161の国と地域から6991都市が加盟しているNGO「平和首長会議」(赤穂市は平成21年に加盟)が昨年度から始めた取り組み。同NGO事務局によれば、2月末までに70自治体に贈ったという。
移植した苗木は2年生で高さ約20センチ。赤穂市は「本市における非核平和推進事業のシンボルとして大切に守り育てたい」としている。
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