二之丸庭園 年度内に部分公開へ
2016年04月14日
今年度内の部分公開が方針決定した赤穂城跡公園二之丸庭園=赤穂市教委文化財係提供
公開時期については「工事の進捗状況を見ながら、市教委と調整する」(都市整備課)として未定だが、公開されれば新たな観光スポットとして期待される。
二之丸庭園は「錦帯池」と呼ばれる池泉を含む大名庭園。平成10年度から発掘調査が行われ、国名勝に指定された14年から本格的な整備が始まった。これまでに池泉、浮玉堂、表門などを復元。ゴールデンウイークや赤穂義士祭当日に特別公開し、屋形船を運航している。
市は従来、庭園完成後に一般公開する考えだったが、すべての整備を終えるには長期の歳月を要することが確実。池泉に架かる木橋を今年度中に整備できる見通しが立ったことから、部分公開に方針転換した。
市は平成32年度までの5カ年で2億9800万円を投じて二之丸庭園の整備を継続する計画。事業費の半分は国の「社会資本総合整備交付金」を活用する。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年4月16日(2181号) 1面 (10,359,763byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
景観形成重要建造物に「坂越まち並み館」 [ 文化・歴史 ] 2023年03月01日江戸期の赤穂塩業 塩田開発や経営の側面から考察 [ 文化・歴史 ] 2023年02月28日日本遺産写真展 最優秀賞に武村晴人さん「追憶」 [ 文化・歴史 ] 2023年02月28日素直な歌声にほっこりと 5日に児童合唱団の定演 赤穂緞通の図録冊子を自費出版 [ 文化・歴史 ] 2023年02月18日山鹿素行が築かせた石垣 赤穂城二之丸門 [ 文化・歴史 ] 2023年02月18日第38回赤穂民報習字紙上展の入賞者 広重から近現代まで「華」版画展 [ 文化・歴史 ] 2023年02月17日福浦の奥道一二美さん 趣味の水彩画展 [ 文化・歴史 ] 2023年02月15日「一部浪士の脱盟は広島藩の意向か」義士会講演会 [ 文化・歴史 ] 2023年02月12日播磨各地の城下町 発掘成果の特別展 [ 文化・歴史 ] 2023年02月10日日本遺産写真展 図書館で3日から [ 文化・歴史 ] 2023年02月02日赤穂の魅力再発見講座 有年山城のフィールドワークも 故西山松之助氏 生誕110年記念で特別展 [ 文化・歴史 ] 2023年01月25日塩竈神社など日本遺産文化財に説明板 [ 文化・歴史 ] 2023年01月22日
コメントを書く