全日本ジュニア音楽コンで審査員賞
2016年09月03日
全日本ジュニアクラシック音楽コンクールで審査員賞を受賞した松原聖君
同部門には全国37会場の予選と27会場の本選を経て選抜された39人が出場した。松原君は予選でシャミナード「牧神Op.60」、本選と全国大会ではサン=サーンス「アレグロ・アパッショナートOp.70」を演奏。「フォームが一番きれいで、音の運び方が正統」「静と動のコントラストもよく表現できて構成もまとまりがある」などと評価を受けた。
ピアノを始めたのは5歳から。指導する寺村久美子さん(57)=尾崎=によれば、中学生になってから花や山、海など身近な自然の美しさに目を向けるように意識し、演奏時の表現力向上につながっているという。
全国大会は夏風邪で前日に40度近い発熱があり、「自分としては70点」の出来だったという。12月の入賞者披露演奏会へ向けて「しっかり体調を整えて、完璧な演奏をしたい」と意気込んでいる。
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掲載紙面(PDF):
2016年9月3日(2198号) 1面 (12,900,066byte)
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