エッセイのコツは「考えずに書く」
2018年02月27日
笑いが絶えなかったワクサカソウヘイさんの出前授業
「子どもたちに書くことを好きになってほしい」と国語の授業として行った。6年生担任の市下望教諭の友人で、『男だけど、』『今日もひとり、ディズニーランドで』などの著書がある文筆家のワクサカソウヘイさん(34)=東京都練馬区=が来校した。
児童たちは、さまざまな名詞や形容詞が一つずつ書かれたカードの中から2つを選んで面白い言葉を作る「ワードパズル」を体験。特に自分が興味を持った言葉をテーマにエッセイの執筆にチャレンジした。
「テーマについて感じたことや思ったことをどんどん書いていく。考えながら書くのではなく、『書き流し』ちゃってください」とワクサカさん。子どもたちは思いつくまま素直に原稿用紙に鉛筆を走らせた。出来上がった原稿をワクサカさんが朗読。どの作品も淡々とした文章の随所にユーモアがあり、教室は笑いに包まれた。
「自分が書きたいなと思うことを書いてみると、少しだけ人生が楽しくなるはず」とワクサカさん。「生徒にとって、宿題は鬼でしかない」という書き出しで宿題をテーマにしたエッセイを書いた6年生の松本瑳恵さん(12)はワクサカさんから「才能あり」とほめられ、「今まで文章を書くのは苦手だったけど、また書いてみたくなった」とうれしそうだった。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年3月17日(2270号) 3面 (9,382,713byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
野中橋の側道橋完成 通学も安全に 赤穂民報主催・第38回習字紙上展の出品規定 近畿スポ少空手道で優勝 拳義館の瀧口美子さん 力作並ぶ義士祭学童書道展 市民会館で4日まで 創立150年の尾崎小で記念授業 「まるで光の国」赤穂小で一夜限りのライトアップ 関福大生が姫路で「忍者学校」3、4日 第43回赤穂市少女バレーボール発足記念大会 誰もが楽しめる「ゆるスポーツ」学生ら手作り 新給食センター整備へ実施方針公表 絵地図作りでわがまちに愛着 絵マップコン20年 少年剣士が熱戦 忠臣蔵旗剣道 子育て世帯に米5キロ無料配布 海から遠くへ「津波防災の日」前に避難訓練 第33回MOA美術館赤穂児童作品展の入賞者
コメントを書く