拉致被害者の蓮池薫さん 2日講演会
2018年05月26日
記念講演で来穂する蓮池薫さん
蓮池さんは中央大学在学中の昭和53年に拉致され、平成14年に解放されて帰国するまで24年間にわたって北朝鮮での生活を余儀なくされた。帰国後は著作や講演活動を通して拉致被害の実態や問題解決への思いを表している。
「赤穂市福祉のつどい」の記念講演として市と社会福祉協議会が主催。小ホールで午後1時半からの式典に続き、「夢と絆」と題して語る。手話通訳、要約筆記あり。
なお、式典ではボランティア活動などを通して住みよいまちづくりなどに貢献した団体などに贈る「つつじ賞」「さくら賞」「ふくしの人」の表彰式も行われる。受賞の個人・団体は次のとおり。
〔つつじ賞〕
▽藤本敏也さん=病気で倒れた一人暮らし高齢者を発見し、自治会役員と連携して人命救助に尽くした。中広。
〔さくら賞〕
▽坂越地区自治会連合会(大野重徳会長)=坂越ふるさと海岸で草刈りや花植えなど環境美化に貢献。
▽赤穂駅前商店街(若狭恒樹代表)=駅前通りで花植えや草刈りなど環境美化に貢献。
▽のじぎくふれあい赤穂(東洋子代表)=赤穂城跡三之丸城壁沿いの緑地で花植えや草刈りなど環境美化に貢献。
〔ふくしの人〕
▽山下康子さん=昭和57年から施設訪問、移送サービスなどのボランティア活動に取り組み、赤穂ボランティア協会の顧問として各グループの中心的存在として活動している。
▽いきいきサロン三本松(笛田明美代表)=平成20年設立。季節の行事や作品作り、研修会などで地域内交流につなげている。
▽福祉住宅研究会(澗口彰利代表)=住宅改修の専門家らで平成12年結成。高齢者や障がい者などの住宅リフォームやバリアフリーについて相談・アドバイスを行っている。
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掲載紙面(PDF):
2018年5月26日(2279号) 3面 (9,470,034byte)
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