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米の作付動向 赤穂は「前年並み」

 2018年05月31日 
 農林水産省は30日、平成30年産の主食用米と戦略作物の作付け動向を取りまとめた4月末現在の調査結果を発表した。赤穂市は前年作付実績との比較で主食用米は「前年並み傾向」となり、飼料用米や麦、大豆など戦略作物はいずれも「減少傾向」であることがわかった。
 政府は昭和46年から続けた米の生産調整(減反)を今年から廃止。国による各都道府県への生産面積の割り当てをやめ、各産地が独自に生産量を判断できることにした。
 発表によると、主食用米の作付動向は47都道府県中、「増加傾向」が6県、「前年並み傾向」34県、「減少傾向」は7県。兵庫県内41市町中では「増加傾向」15市町、「前年並み傾向」17市町、「減少傾向」9市町となった。
 赤穂市の作付動向は次のとおり。かっこ内は前年実績(単位はヘクタール)。
 ▽主食用米=前年並み傾向(396)
 ▽飼料用米=減少傾向(50)
 ▽加工用米=減少傾向(12)
 ▽WCS(稲発酵粗飼料)=減少傾向(25)
 ▽新市場開拓用米(輸出用米など)=減少傾向(0)
 ▽麦=減少傾向(72)
 ▽大豆=減少傾向(21)
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掲載紙面(PDF):
2018年6月2日(2280号) 3面 (11,449,579byte)
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