活断層の断面標本も 海洋科学館で地震展
2018年07月21日
活断層の断面標本も展示されている特別展
兵庫県立人と自然の博物館との共催。北但馬地震(1925年)や昭和南海地震(1946年)、記憶に新しい熊本地震(2016年)などの発生状況や被害をパネル約20枚で解説する。
安政南海地震(1854年)を報じた当時の瓦版、内陸型地震で国内史上最大規模の濃尾大地震(1891年)の被害を撮影したガラス乾板など貴重な資料も展示。山崎断層帯を構成する暮坂峠断層(姫路市)と琵琶甲断層(加西市)を発掘調査した地下断面標本は活断層がずれてできた地層の屈曲を見ることができる。
同館は「展示を通して大地の動きや地震発生の仕組みなどを知り、減災を考えるきっかけにしてほしい」と話している。
9月2日(日)まで午前9時〜午後4時半(入館は4時まで)。火曜休館(8月14日は開館して16日に休館)。入館料300円(小・中学生150円)。8月11日(土)には人と自然の博物館主任研究員の加藤茂弘氏による展示解説(午後1時半と3時)がある。TEL43・4192。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年7月21日(2286号) 3面 (7,016,479byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
市民文化祭 短歌・俳句の入賞者 [ 文化・歴史 ] 2018年11月01日日展5年連続入選 書家の清水まみさん [ 文化・歴史 ] 2018年10月27日絢爛勇壮に東西屋台が競演 塩屋の秋祭り [ 文化・歴史 ] 2018年10月21日頭人行列に獅子舞、神輿 伝統の「神幸式」 [ 文化・歴史 ] 2018年10月21日5年に一度の大ホールで学校音楽会 坂越生まれ日本画家・後藤仁氏の特別展開幕 [ 文化・歴史 ] 2018年10月20日画業35周年 故郷で里帰り展 [ 文化・歴史 ] 2018年10月20日神輿乗せ和船が巡航「坂越の船祭」 [ 文化・歴史 ] 2018年10月14日「日本遺産にふさわしい美観を」坂越で清掃ウォーク 歴代藩主らの具足 細密に描写 [ 文化・歴史 ] 2018年10月13日秦氏の史跡探訪ツアー30人募集 土味多彩400点「日々の器」展 [ 文化・歴史 ] 2018年10月11日東櫓台と西中門 発掘で規模や構造明らかに [ 文化・歴史 ] 2018年10月10日ユニークで多彩な絵マップ53作品 ル・ポン国際音楽祭が開幕 珠玉の音色響く [ 文化・歴史 ] 2018年10月07日
コメントを書く