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4度順延も46回目の水生生物調査

 2018年10月13日 
採集した水生生物を観察する子どもたち
 ライオンズクラブ(LC)の呼び掛けで年1回行われている千種川水生生物調査が13日、赤穂市内の6地点であり、地元の小学生と引率教諭、会員ら約50人が水質判定の指標となる生き物を採集した。
 千種川の支流、加里屋川では赤穂小学校の5年生6人が長靴をはいて川に入り、川の縁や岩の裏などを探索。初めて加里屋川に入ったという金田愛斗君(10)は「思ったよりも水が澄んでいて、ヤゴとか小さいエビとか、いろんな生き物がいた」と熱心に探した。
 調査は昭和48年から行われ今年で46回目。源流のある宍粟市から河口部の赤穂市まで沿川エリアのLCが共同で行い、千種川水系の水質状況を継続して記録している。今年は9月上旬の実施を計画していたが、度重なる台風と雨で4度順延。担当した赤穂LCの金谷一男・環境保全委員長(66)は「歴史ある調査活動を継続できてよかった」とほっとしていた。
 調査後は加里屋中洲の市教育研究所に採集した水生生物を持ち寄り、顕微鏡などを使って種類を同定。調査結果はLCが冊子にまとめて来年3月ごろ刊行する。
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関連サイト:
赤穂ライオンズクラブのホームページ


掲載紙面(PDF):
2018年10月20日(2297号) 4面 (6,472,966byte)
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コメント

水温が下がってきて、決して良いコンディションではなかったのに、ご苦労様でした。千種のような 上流に生息する大きなカワゲラが有年で捕獲されるなど、例年とは違った河川環境が垣間見られました。

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投稿:横山正 2018年10月14日

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