現存最古の忠臣蔵映画 東京で上映
2018年11月29日
『忠臣蔵』[デジタル復元・最長版]の一場面=国立映画アーカイブ提供
同館によると、歌舞伎や講談を基にした「忠臣蔵」映画は1907年の『忠臣蔵五段目』(吉澤商店)以降、多数制作されたが、フィルムの現存が確認できている最古の作品は、日本映画初の全通し忠臣蔵作品として知られる1910年の『忠臣蔵』(横田商会)を元にした作品で、同館所蔵を含めて42分から74分まで長さの異なる3本のフィルムが存在している。
同館は、美術館・歴史博物館重点分野推進支援事業の一環として、3本のフィルムをデジタルスキャン。いずれも後年に撮り足したカットが加えられているが、3本を比較検証しながらオリジナルに近いフィルムを中心に最長版を作成。90分の作品に仕上げた。
上映会は午後1時と同7時15分の2回。1回目は無声のまま上映し、終了後に研究員による解説がある。2回目は弁士と伴奏のライブパフォーマンスで鑑賞できる。
チケットは午後1時の回は一般520円、同7時15分の回は一般1050円(いずれも高校・大学生・シニア、小・中学生は割引)。当日券あり(先着順でなくなり次第終了)。Tel03・5777・8600。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年12月1日(2303号) 3面 (9,390,988byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
タイ料理に挑戦 世界の料理教室 [ 文化・歴史 ] 2020年02月03日作るぞ「歌って踊れる」義士ソング 「文化財防火デー」前に消防訓練 赤穂出身作家 造形アート公募展で大賞 [ 文化・歴史 ] 2020年01月25日「日本第一」の塩学ぶ講演会 「国内最高技術の石積み」赤穂城の櫓台 [ 文化・歴史 ] 2020年01月20日切り絵で描いた故郷の創作昔話を本に [ 文化・歴史 ] 2020年01月18日「西播磨ゆかりの人物知って」自費で絵本 [ 文化・歴史 ] 2020年01月08日坂越の安藤慶一さん 油彩画「瀬戸の景観」展 [ 文化・歴史 ] 2020年01月05日第32回赤穂民報習字紙上展の作品募集 修理中の赤穂城跡東櫓台で現場見学会 別府鉄道のネガ一式を寄贈 [ 文化・歴史 ] 2019年12月16日内蔵助介錯の刀も「元禄赤穂事件」展 [ 文化・歴史 ] 2019年12月13日利息で討ち入り武具購入!?「忠臣蔵の決算書」 [ 文化・歴史 ] 2019年12月08日内匠頭切腹の地ゆかり「田村銀杏稲荷」再建 [ 文化・歴史 ] 2019年12月07日
コメント
ハーモ二ーホールにて出来無いのでしょうかね。
0 0
投稿:此方でも、 2018年11月30日コメントを書く