最後の忠臣蔵交流囲碁大会で熱戦
2018年12月02日
今回で開催が最後となり、大勢の囲碁愛好者が熱戦を繰り広げた忠臣蔵交流囲碁大会
奈良、長崎など県外からも多くのエントリーがあった。段級位別の4クラスで予選と決勝トーナメントを行った。
同大会は赤穂義士祭のプレイベントとして平成23年に始まり(1年目はプレ大会と合わせて2回開催)、市民有志の「忠臣蔵交流楽碁会」が毎年継続してきたが、スタッフの高齢化により今回でピリオドを打つことになった。
9回とも参加し、優勝経験もある豊中市の三田村譲さん(63)は「良い思い出のある大会。なくなってしまうのはさみしい」。実施団体で会長を務めた黒田紀典会長(78)=塩屋=は「この大会で生まれた交流もあるし、赤穂のPRにも役立ったのでは。運営ノウハウは蓄積できているので、大会を開きたいという人があれば協力したい」と再開に期待を寄せた。
各クラスの3位以上は次のみなさん。敬称略。
▽Aクラス(5段以上)=(1)田中康湧(9段、相生市) (2)兼田雅史(6段、岡山市) (3)柳原咲輝(5段、吹田市)
▽Bクラス(4段〜2段)=(1)大永和則(3段、佐用町) (2)中道一三(3段、姫路市) (3)大畑収(2段、姫路市)
▽Cクラス(初段〜4級)=(1)難波徳和(1級、たつの市) (2)谷口数馬(初段、相生市) (3)萩本邦夫(1級、たつの市)
▽Dクラス(5級以下の上位3人)=米本春樹(13級、相生市)坪内勇揮(17級、佐用町)米村春耶(21級、赤穂市)
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