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市民病院名誉院長・邉見公雄さん 初の著書

 2020年04月03日 
邉見公雄さんと初の著書『令和の改新 日本列島再輝論』
 赤穂市民病院名誉院長の邉見公雄さん(76)がエッセイ集『令和の改新 日本列島再輝論』をこのほど刊行した。医療だけでなく少子化、東京一極集中、働き方、原発にオリンピックなど日本が抱える課題への大胆かつユニークなアイデアがあふれる一冊となっている。
 邉見さんは1978年に外科医長として赤穂市民病院に赴任。87年から22年間にわたり院長を務めた。名誉院長になった今も全国公私病院連盟会長をはじめ多くの要職で全国を飛び回りつつ、週1回の外来診察を続けている。
 本書では長年尽くしてきた医療の分野に加え、時事問題に対して長年の経験を基に次々と提言。歯に衣着せぬ物言いで世相を鋭く斬る一方、市民病院での出来事や自身の失敗もありのまま告白しており、赤穂市民にとっては特に興味深い内容も含まれている。
 一昨年の春に旭日中綬章を受章するなど数多くの功績がある邉見さんには過去にもいろいろな雑誌社や新聞社などから出版の勧誘があったが「すべてお断りしていた」という。「真の国難である人口減少と東京一極集中に向き合うには今がタイムリミット。『生命輝く日本をつくってほしい』という『遺言』のつもりで書いた」と初めて出版を引き受けた動機を語り、「私は赤穂の人とまちに育てていただいた。地元のみなさんにもぜひ読んでもらえれば」と話している。
 幻冬舎から1900円+税。市内の主な書店で販売している。
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掲載紙面(PDF):
2020年4月4日号(2366号) 4面 (7,259,384byte)
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[ 社会 ]


コメント

邉見先生には一度診察でお世話になったことがあります。その節はありがとうございました。
ご出版おめでとうございます。
ミスター市民病院の邉見先生に今のコロナ問題、赤穂市民病院のこれからについてご見識をうかがいたいものです。講演会していただけないでしょうか。おっと、三密になっちゃいますか。

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投稿:ぜひ読んでみます 2020年04月04日

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