忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のニュースサイト
文字の大きさ

赤穂民報


  1. トップページ
  2. 文化・歴史
  3. 記事詳細

「能楽の祖」の墓前で謡曲奉納

 2020年11月29日 
能楽の祖、秦河勝の墓前で謡曲「難波」を奉納した大倉源次郎さん(左)と辰巳満次郎理事長
 能楽の祖、秦河勝の流れを汲む大倉流小鼓方十六世宗家、大倉源次郎さん(63)が26日、河勝を祭神とする坂越の大避神社(生浪島堯宮司)へ来訪。拝殿で能楽を奉納し、遺徳を偲んだ。

 一般社団法人日本芸術文化戦略機構(JACSO)の辰巳満次郎理事長(61)=シテ方宝生流能楽師=ら6人で「翁」を奉納。普段は神域として立ち入りが制限されている生島へ特別に渡り、河勝の墓とされる墳丘を前に謡曲「難波」を奉納した。遣隋使・小野妹子の子孫で浄土真宗本願寺派願泉寺住職の小野真龍さん(55)=天王寺舞楽協会常任理事=も来穂。大倉さんと生浪島宮司の3人で河勝と能楽や舞楽との関わりについて鼎談した。

 今回の来穂は、JACSO歴史文化研究会が主催する「大倉源次郎が巡る歴史探検」の第1弾として行われた。引き続き、河勝ゆかりの地をはじめ、日本の伝統芸能と関係の深い地を探訪する予定という。

 奉納を終えた大倉さんは、「河勝公から『遅かったな。やっと来たか』と言われた気がした。これからも能楽の発展を見守ってくれればありがたい」と語った。

 JACSOは、この日の様子を動画編集して年内にもユーチューブで公開するとしている。
<前の記事


掲載紙面(PDF):
2020年12月5日号(2395号) 3面 (8,051,654byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)


コメントを書く

お名前 (必須。ペンネーム可):

メールアドレス (任意入力 表示されません):

内容 (必須入力):

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。

2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

今週のイベント・催し
23
(月)
 
24
(火)
25
(水)
26
(木)
27
(金)
 
28
(土)
 
29
(日)

最新のコメント

  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←市民(11/23)
  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←不満です(11/23)
  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←赤穂民報(11/23)

各種お申込み

以下より各お申込み、資料請求フォームにリンクしています。ご活用下さい。

スマホサイトQRコード

スマホ用URLをメールでお知らせ!
e-mail(半角入力)


ドメイン指定受信をされている方は「@ako-minpo.jp」を指定してください。

閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警
閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警