布に染料で絵や紋様「染絵」作品展
2020年12月02日
展示作品の一部分
豆汁を刷毛で塗った生成りの木綿に下絵を写し、赤、青、黄の3色から調合して作った染料で染めては伏せ糊で覆う作業を繰り返す。最後に布を蒸して水洗いすると、糊が落ちて作品が現れる。
27歳のころ染絵を始めた加里屋の山家久子さん(69)が色紙サイズから模造紙大まで6点を出品。自宅にある小物や旅先で見た人形などをモチーフにした作品で、どれも山家さんが好きな題材を好みの色で描いた。「万五郎谷の鳥石」は御崎大塚海岸の風景画。下絵づくりから時間をかけた労作という。
最も大きな作品は作り始めから完成まで半年ほどかけたという。「図案を考えたり、色をつくったりする制作の過程が楽しい」と山家さん。個展は初めてといい、「染絵に興味を持ってもらえれば」と話している。
12月24日(木)まで午前10時〜午後4時(金土日休み)。坂越公民館西。Tel48・7122。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2020年12月5日号(2395号) 4面 (8,051,654byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
画業50周年 母校に画集寄贈 赤穂出身の山本雅也さん [ 文化・歴史 ] 2024年10月25日亡祖父の思い受け継ぎ唐獅子絵馬奉納 [ 文化・歴史 ] 2024年10月19日赤穂民報主催・第42回習字紙上展の作品募集 群集墳テーマに特別展「播磨に現れた黄泉国」 [ 文化・歴史 ] 2024年10月18日2024赤穂市美術展 7部門で56点入賞 [ 文化・歴史 ] 2024年10月17日「頑張ってきた仲間と」全日本金賞目指す 明誠学院吹奏楽部の上谷悠華さん [ 文化・歴史 ] 2024年10月16日5年ぶり復活へ稽古 木生谷荒神社の獅子舞 [ 文化・歴史 ] 2024年10月11日ル・ポン音楽祭6日開幕「すごく美しいメロディ」音楽監督の樫本大進さん会見 [ 文化・歴史 ] 2024年10月05日赤穂玩具博物館 20周年記念で出前紙芝居 高瀬舟で写真展「坂越の祭り」 [ 文化・歴史 ] 2024年10月05日赤穂市内の秋祭り2024 主な日程 国立文楽劇場40周年で「仮名手本忠臣蔵」通し上演 12月1日に全国6会場で忠臣蔵検定 90点以上「博士」認定 高校生が自作のドレスでショー開催へ 三木露風と交流あった赤穂生まれの俳優 [ 文化・歴史 ] 2024年08月15日
コメントを書く