伝統の「傘踊り」若い世代に
2021年07月22日
ストリートダンスのコラボを目指して行われた傘踊りの体験イベント
岡山県津山市を拠点とする宮坂流の傘踊りを継承する「花てまり」(松本百合子代表)で約20年活動してきた福本久子さん(74)=加里屋=が「傘踊りの魅力を次世代に伝えたい」と仲間と発起。中広でストリートダンススタジオを開く宮本美起さんの協力で「傘踊りとヒップホップをコラボした斬新な創作ダンス」の考案を目指す。
オリジナル曲に宮本さんが振り付けを担当。12月に義士祭で披露することを目標としている。今月上旬までクラウドファンディングで支援を求めたところ、目標額の30万円を上回る寄付が集まった。
このほどJR坂越駅芝生広場であったイベントでは、「花てまり」の手ほどきでストリートダンスの子どもたちが傘踊りを体験。相生市若狭野町の小学3年、長治すずさん(8)は「傘を回したら、鈴の音がきれいだった」。福本さんは「興味を持ってもらえたらうれしい。どんな新しいダンスが生まれるか楽しみにしています」と新曲の完成を心待ちにしている。
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掲載紙面(PDF):
2021年7月17日号(2425号) 1面 (9,672,281byte)
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投稿:一言居士 2021年07月22日コメントを書く