消防無線談合 市が沖電気工業と和解
2022年03月24日
消防救急デジタル無線整備事業の入札談合をめぐり、赤穂市が沖電気工業(本社・東京都港区)を相手取って損害賠償を求めた訴訟で、市は23日、同社と和解が成立したと発表した。
消防救急デジタル無線整備をめぐっては、公正取引委員会が2017年に全国各地の自治体で250件を超える入札談合が行われていたと認定。赤穂市が12年度に同社と契約した入札でも談合が判明した。市は約5400万円の損害賠償を請求したが同社が期限までに応じなかったため、20年7月に東京地裁に提訴した。
市が発表した和解内容によると、同社が今年5月16日までに和解金約3082万円を市に支払う。和解金の額は、裁判所が算出した談合時と正常時の平均落札率の差違に基づいたという。市は「相手方に責任ありとの前提による和解勧告であり、本件紛争の適正かつ迅速な解決を図るため、和解に応じることにした」(市消防本部)としている。
関連サイト:
【関連記事】消防無線談合 損害賠償求め沖電気を提訴へ(2020年06月17日)
掲載紙面(PDF):
2022年3月26日号(2456号) 1面 (5,624,481byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
消防救急デジタル無線整備をめぐっては、公正取引委員会が2017年に全国各地の自治体で250件を超える入札談合が行われていたと認定。赤穂市が12年度に同社と契約した入札でも談合が判明した。市は約5400万円の損害賠償を請求したが同社が期限までに応じなかったため、20年7月に東京地裁に提訴した。
市が発表した和解内容によると、同社が今年5月16日までに和解金約3082万円を市に支払う。和解金の額は、裁判所が算出した談合時と正常時の平均落札率の差違に基づいたという。市は「相手方に責任ありとの前提による和解勧告であり、本件紛争の適正かつ迅速な解決を図るため、和解に応じることにした」(市消防本部)としている。
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】消防無線談合 損害賠償求め沖電気を提訴へ(2020年06月17日)
掲載紙面(PDF):
2022年3月26日号(2456号) 1面 (5,624,481byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
部隊行進と一斉放水 防火の決意新たに [ 社会 ] 2024年01月14日塩屋の国道で車と原付衝突 1人重傷 [ 事件・事故 ] 2024年01月14日「瓦がずれてますよ」は真っ赤な嘘 悪質業者に注意 「人生は自分次第」「これからは恩返し」二十歳のつどいで決意や抱負 [ 社会 ] 2024年01月07日能登地震災害義援金 募金箱を市役所と市民会館に設置 商業施設でスカート内を盗撮未遂 容疑の漫画家逮捕 [ 事件・事故 ] 2024年01月04日西有年の国道2号で軽貨物車など3台の事故 1人が意識不明の重体 [ 事件・事故 ] 2023年12月28日市民病院の患者数減が深刻 診療単価増だけでは目標達成困難か [ 社会 ] 2023年12月24日議員協議会でも「定数1人減」が過半数 自民党パーティー券不正問題 山口氏「全く関与していない」 「現行定数多い」議員の半数回答 「30人が望ましい」の声も 吸引機能を一時喪失 点検で人為ミス 赤穂市民病院 子どもたちを交通事故から守りたい 「伊達直人」が呼び掛け 山陽道の通行止め解除「15日正午ごろ」 [ 社会 ] 2023年12月13日有年地区に「お試し暮らし住宅」長期滞在型 [ 社会 ] 2023年12月13日
コメントを書く