物流支える海上輸送の役割知って 海運組合が講座
2024年08月18日
国内内航ケミカルタンカーの約3割を保有する日生地区海運組合が子ども向けの出前講座を加里屋中洲の備前日生信用金庫赤穂支店で開き、夏休みの小学生を中心に約20人が受講。日本の物流を支える海上輸送の仕事について紹介した。
日生町は古くから海運業が盛ん。現在も組合に加盟する45社が油送船やLPGタンカーなど計85隻を全国各地で運航している。「一般のみなさんにも海運や組合の役割を知ってほしい」と、組合の中堅若手メンバーでつくる「若潮会」が10年ほど前から講座を実施。赤穂では初めてで、同信金が地域貢献活動として会場を提供した。
講座ではタンカーの種類や構造のほか、同じ量の荷物を運ぶために排出する二酸化炭素はトラックの6分の1に抑えられるなど海運の利点を説明。赤穂市内の工場にもセメントや変圧器などを輸送するための船舶が出入りしていることなどを紹介した。船の仕事に欠かせないロープワークの体験もあり、子どもたちは「本結び」や「8の字結び」といった結び方を実習した。
過去の受講者が海運業に就職したケースもあるといい、若潮会の岩崎泰整会長(42)=岩崎汽船社長=は「船に興味を持ってもらって、将来の進路の選択肢にしてもらえれば」と話した。8月24日(土)には国立弓削商船高専の練習船「弓削丸」の見学会が日生港で午後3時からあり、見学を呼び掛けている。
日生地区海運組合の出前講座で展示されたタンカーの模型に興味を示す子どもたち
日生町は古くから海運業が盛ん。現在も組合に加盟する45社が油送船やLPGタンカーなど計85隻を全国各地で運航している。「一般のみなさんにも海運や組合の役割を知ってほしい」と、組合の中堅若手メンバーでつくる「若潮会」が10年ほど前から講座を実施。赤穂では初めてで、同信金が地域貢献活動として会場を提供した。
講座ではタンカーの種類や構造のほか、同じ量の荷物を運ぶために排出する二酸化炭素はトラックの6分の1に抑えられるなど海運の利点を説明。赤穂市内の工場にもセメントや変圧器などを輸送するための船舶が出入りしていることなどを紹介した。船の仕事に欠かせないロープワークの体験もあり、子どもたちは「本結び」や「8の字結び」といった結び方を実習した。
過去の受講者が海運業に就職したケースもあるといい、若潮会の岩崎泰整会長(42)=岩崎汽船社長=は「船に興味を持ってもらって、将来の進路の選択肢にしてもらえれば」と話した。8月24日(土)には国立弓削商船高専の練習船「弓削丸」の見学会が日生港で午後3時からあり、見学を呼び掛けている。
<前の記事 |
公共バス路線再編案 千鳥、大津など追加 有年・上郡線は休止へ アフタースクール保育料 春・冬休みのみ利用は減額 第44回市少女バレー発足記念大会 「坂越かき」赤穂市漁協が地域団体商標登録 [ 商業・経済 ] 2023年11月11日赤穂民報主催・第40回習字紙上展の出品規定 子どもたちが乗馬や餌やり体験=赤穂西小 [ 子供 ] 2023年10月25日絵マップコンクール「ありがとう作品展示会」 全国ヤングクラブバレーU14準優勝 赤穂の4選手も躍動 周世の黒枝豆が豊作 21・22日に直売会 獅子舞存続 児童らが議論「未来に残すべき」 『遠くへ行きたい』柔道家の杉本美香さん来穂 少女バレーボール 第43回赤穂市選手権 商議所役員・議員勤続表彰 梅本副会頭が代表授与 [ 商業・経済 ] 2023年10月02日少林寺拳法の世界大会にきょうだい3組 第52回義士祭奉賛学童書道展 募集要項発表
コメント
子ども達には、もっともっと海に目を向けてほしいので、このような機会がさらに増えることを期待します。
4 1
投稿:帝王0329 2024年08月19日コメントを書く