全日本動物写真コンテストで金賞
2009年04月18日
全日本動物写真コンテストで金賞に輝いた村田勲美さん
受賞作品のタイトルは「マッサージ」。昨年7月、市内の養護老人施設を市針灸マッサージ師会が慰問したときの一コマで、施術を受ける利用者が、そばの盲導犬にタッチした場面を近距離から撮影した。
フラッシュを使わず自然光でシャッターを切ったカラー写真は、ほのぼのとしたやさしい色合い。入賞・入選作品のほとんどが動物のみを撮っている中、人間をいっしょに入れ込んだ視点も評価され、「おばあさんとマッサージ師の盲導犬との固い命のきずなを感じさせ、心に響く温かい写真です」との審査評を得た。
施設を訪問した目的は友人のスナップ写真を撮るため。当初は応募するつもりはなかったが、「人と関わりあいの深い動物たちの写真」という募集テーマを思い出し、同コンテストに初出品した。
「人の手の動き、盲導犬の体勢、それに光の加減などタイミングに恵まれました」と村田さん。過去に全国展で入選は2度あるが、入賞は初めて。
「金賞との知らせを聞いて驚いた。これからも人の息吹が伝わるような写真を撮っていきたい」と喜びを語っていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年4月18日(1844号) 1面 (6,598,722byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
鉱物と化石 私設資料館23日オープン [ 文化・歴史 ] 2020年07月18日高校生が雅楽演奏を奉納 [ 文化・歴史 ] 2020年07月12日市内秋祭り「中止」決定相次ぐ まちの玄関口に「希望のピアノ」 平松国秀さん写真展「光あふれて」 [ 文化・歴史 ] 2020年07月07日生誕135年 竹久夢二 抒情的世界 [ 文化・歴史 ] 2020年07月03日郷土の誇り 軽快にダンスで表現 今年の義士祭「例年通りの規模困難」 赤穂浪士「助命か厳罰か」中学歴史で討論 新田に赤穂緞通のギャラリー工房 [ 文化・歴史 ] 2020年06月19日ふれあい囲碁 市民限定で4か月ぶり開催 [ 文化・歴史 ] 2020年06月15日コロナ影響で市美術展中止 赤穂民報主催・第33回習字紙上展の作品募集 レナウンの基礎築いた尾上設蔵 桃井ミュージアム開館10年で感謝デー [ 文化・歴史 ] 2020年05月23日
コメントを書く