創作パンのコンクールで特別賞
2009年10月29日
創作パンコンクールで特別賞に輝いた鈴木誠さんと受賞作「あとひとくちだけ!」
業務用小麦粉リスドオルの発売40周年を記念し、日清製粉が「健康、元気、癒し」をテーマにアイデアを公募。洋菓子職人、料理人など幅広い分野から139点の応募があり、書類選考で絞られた12人が最終選考に進んだ。
鈴木さんのレシピは、小麦粉とライ麦粉に自家製の天然酵母を加えて焼き上げた細長いねじりパン。表面にはハチミツと白ワインを合わせた甘蜜を塗った。試食した6歳の長女が1本食べ終わった後に発した言葉を商品タイトル欄に書き込み、応募した。
祖父が創業したパン店の3代目に生まれた鈴木さん。大学時代のアルバイトからパン職人の道に入り、卒業後は各地の老舗、有名店で修業。8年前に実家に戻った。「挑戦する心を忘れないために」と進んでコンクールに出品し、これまでに考えたオリジナル商品は2000種類を超える。必ず「誰に、どんなときに食べてほしいか」をイメージしてから味や形状を決め、それを実現するための材料と作り方を模索するのがポリシーだ。
受賞作のコンセプトは「初めてフランスパンを口にする子どもにも食べやすく、ほっと安心できる味」。表面に歯を当てた瞬間は蜜の香りとパリパリした食感が楽しめ、食べ進めるうちに小麦粉本来の味わいがじんわりと広がる。試食した審査員は「人の心を温かくさせるパン」と評した。
「お客さんや友人との何気ない会話の中に新しいパンのヒントがある」と鈴木さん。「これからも食べてくれる人のことを思いながらパンを作っていきたい」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年10月31日(1868号) 1面 (8,719,596byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
金運が3倍に!? 縁起物「三本松葉」 [ 街ネタ ] 2015年01月01日かわいらしい内蔵助みくじ [ 街ネタ ] 2014年12月30日世界最大級のミカンが豊作 [ 街ネタ ] 2014年12月28日ウマからヒツジへ干支のバトンタッチ [ 街ネタ ] 2014年12月25日ハボタンで「さこし」の花文字 西有年にコウノトリの姉弟飛来 [ 街ネタ ] 2014年12月09日討ち入り装束で「気分はサムライ」 [ 街ネタ ] 2014年11月26日浄念寺で大イチョウのライトアップ [ 街ネタ ] 2014年11月17日坂越湾にクジラ、広畑沖から移動の迷子か? [ 街ネタ ] 2014年11月13日宝塚歌劇の若手スターが赤穂ロケ [ 街ネタ ] 2014年11月09日支援の感謝忘れず 10回目の一日美術館 伝承盛り上がる上仮屋の獅子舞 伊部の山中に白蓮歌碑を訪ねて [ 街ネタ ] 2014年09月12日たくましく路肩に「電柱トマト」 [ 街ネタ ] 2014年08月02日海浜公園でリュウゼツラン開花間近 [ 街ネタ ] 2014年07月26日
コメント
ぜひ食べてみたいです。
0 0
投稿:おもしろい! 2009年10月29日0 0
投稿:パンパン 2009年10月29日コメントを書く