巧みの技を和船模型で紹介
2008年03月15日
開催中の企画展と湊隆司さん
市選定保存技術保持者の船大工・湊隆司さん(80)による船の模型8点。
坂越の「船渡御祭」に登場する祭礼船、赤穂城二之丸庭園の錦帯池に浮かぶ屋形船などいずれも過去に湊さんが造った和船を5〜10分の1に縮尺したミニチュアで、うち5艘は今展のために制作した。模型とはいえ構造と材質は実物と同じで、船づくりに命をかける湊さんの魂がこもっている。
船の設計図を書いた「板図」、愛用の大工道具など関連資料70点余りも展示。匠の伝統技術をうかがえる内容となっている。
傘寿になった今も午前8時には必ず仕事場に立つという湊さん。「みなさんのおかげでこのような展示をしてもらってありがたい」と感謝を表しつつ、「まだまだ船を作り続けたい」と“生涯現役”を宣言していた。
午前10時〜午後4時、火曜と祝日の翌日は休館。問合せは旧坂越浦会所Tel48・7755。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年3月15日(1785号) 3面 (10,930,261byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
修理中の赤穂城跡東櫓台で現場見学会 別府鉄道のネガ一式を寄贈 [ 文化・歴史 ] 2019年12月16日
内蔵助介錯の刀も「元禄赤穂事件」展 [ 文化・歴史 ] 2019年12月13日
利息で討ち入り武具購入!?「忠臣蔵の決算書」 [ 文化・歴史 ] 2019年12月08日
内匠頭切腹の地ゆかり「田村銀杏稲荷」再建 [ 文化・歴史 ] 2019年12月07日
学生が研究発表 15日「コミアワ報告会」 児童ら地元名所巡り歴史クイズに挑戦 『決算!忠臣蔵』原作者 8日講演会 稀少な忠臣蔵映画ポスター寄贈 [ 文化・歴史 ] 2019年11月30日
野村勝美さん写真展「トルコの風になって」 [ 文化・歴史 ] 2019年11月28日
第49回赤穂義士祭奉賛学童書道展入賞者 盤珪と藤樹「たどりついた頂上同じ」 [ 文化・歴史 ] 2019年11月23日
討ち入りまでの収支克明「請払帳」 [ 文化・歴史 ] 2019年11月22日
市文化協会50周年で合同文化祭 山鹿市少年少女合唱団招き「こどもミュージックフェス」
コメント
図面等資料がありましたら、参考にしたいとおもいます、お譲りできるものがありましたら、れんらくいただきたいとおもいます、よろしくおねがいします
0
0
投稿:久保田友治 2010年10月09日コメントを書く