水害に備えて防災総合訓練
2010年08月30日
時間雨量50ミリを体験する参加者
「豪雨で河川堤防、ため池から越水、漏水が発生。土砂崩壊で家屋が倒壊した」との想定で市と有年地区まちづくり推進協議会が主催。関係機関との連係、避難所開設などの手順を確認した。今年7月に市内全公民館に配備完了した仮設トイレの設置も訓練。工具不要の構造で、大人3人が5分ほどで組み立てることができた。時間雨量50ミリの集中豪雨と冠水歩行を体験できる水深30センチのプールも設けられ、傘が壊れてしまうほどの豪雨のすさまじさを体感した。
同地区は平成16年の台風で河川が氾濫。全壊家屋9棟、半壊154棟、床上床下浸水84戸など全世帯のおよそ4分の1が何らかの被害を受けた記憶は新しく、訓練には当初予定を約150人上回るおよそ650人が参加した。
平成16年のとき近所の家で土砂出しを手伝ったという有年原の起塚悠司君(15)は「万一に備えて、家の人と災害について話をしたい」と改めて防災意識を高めていた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年9月4日(1910号) 3面 (10,110,203byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
海浜公園活性化へ「うみの会議」アイデア出し合う [ 社会 ] 2023年12月12日赤穂港に初の自衛艦 一般公開に1000人超 [ 社会 ] 2023年12月11日山陽道の通行止め「15日ごろ解除」義士祭には間に合わず? [ 社会 ] 2023年12月08日「モンダいは飲酒運転、ミンなでヘルメット」 [ 社会 ] 2023年12月07日赤穂市消費者協会の3人 県自治賞など受賞【訂正あり】 [ 社会 ] 2023年12月06日《市民病院医療事故多発》被害患者が脳外科医を刑事告訴 赤穂青年会議所 12月末で解散 60年の歴史に幕 [ 社会 ] 2023年12月02日12月1日に「はくほう会病院」を統合 赤穂中央病院 [ 社会 ] 2023年11月28日公共バス路線再編案 千鳥、大津など追加 有年・上郡線は休止へ 元市民病院脳外科医が科長と前院長、赤穂市を相手取り提訴 [ 社会 ] 2023年11月25日「日没後に大地震」松原町で防災避難訓練 [ 社会 ] 2023年11月12日海を隔てる柵撤去へ 県が赤穂海浜公園の再整備計画 [ 社会 ] 2023年11月11日治安に顕著な貢献 2署員に「赤穂の警察官賞」 [ 社会 ] 2023年11月10日150周年祝い母校にテント寄贈 [ 社会 ] 2023年10月31日第37代義士娘に小林優芽さん、前田留奈さん [ 社会 ] 2023年10月14日
コメントを書く