心地よい奉仕の汗
2011年10月01日
黙々と作業するMさん
町内の緑樹帯にはサザンカ、南天などが数メートルごとに植わっているが夏の終わりになると、伸びた枝が道路にまではみ出す。見かねたMさんは2、3年前から剪定ばさみと電動のこぎりで枝を整えているという。
一本に要する時間は20分ほど。「無理のないように」と約100メートルの区間を数日間かけて手入れする。緑樹帯沿いの市道は秋祭りで屋台が通る道でもあり、近所の人からは「祭りの様子がよく見えてありがたい」と喜ばれている。
定年退職後、「何か自分にできることを」と考えたというMさん。最初は人の目に照れくささを感じたが、「すぐに慣れた」。今では奉仕作業でかく汗が心地よい。
「自分も何かやってみたい、と思っている人は多いのでは。あんまりたいそうに考えず、とりあえず始めてみれば」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年10月1日(1961号) 3面 (8,224,040byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
挿し木で目指す「宮前桜」2世 明治天皇ゆかりの史跡で景観整備 御崎に「保護猫カフェ」里親とのマッチングも 千種高から赤穂高 愛情リレーの巻き寿司 [ ボランティア ] 2019年02月14日
義士石碑磨いた13年間の奉仕にピリオド [ ボランティア ] 2019年02月11日
1年で食品500キロ分を支援 フードバンクあこう [ ボランティア ] 2019年02月06日
千種高生が子ども食堂に米寄贈 「地域のシンボルに」高瀬舟灯台を修復 [ ボランティア ] 2018年12月15日
サクラとともに発展願い植樹 [ ボランティア ] 2018年12月02日
中浜町の岩崎さんに「子育て応援賞」 [ ボランティア ] 2018年11月23日
心停止から救命 ドクターランナーらを表彰 熊本で復興支援ボランティア [ ボランティア ] 2018年10月17日
「日本遺産にふさわしい美観を」坂越で清掃ウォーク モンゴルで作業療法士の育成目指す [ ボランティア ] 2018年10月13日
赤穂LCが市内各所で清掃美化奉仕 [ ボランティア ] 2018年10月09日
コメントを書く