心地よい奉仕の汗
2011年10月01日
黙々と作業するMさん
町内の緑樹帯にはサザンカ、南天などが数メートルごとに植わっているが夏の終わりになると、伸びた枝が道路にまではみ出す。見かねたMさんは2、3年前から剪定ばさみと電動のこぎりで枝を整えているという。
一本に要する時間は20分ほど。「無理のないように」と約100メートルの区間を数日間かけて手入れする。緑樹帯沿いの市道は秋祭りで屋台が通る道でもあり、近所の人からは「祭りの様子がよく見えてありがたい」と喜ばれている。
定年退職後、「何か自分にできることを」と考えたというMさん。最初は人の目に照れくささを感じたが、「すぐに慣れた」。今では奉仕作業でかく汗が心地よい。
「自分も何かやってみたい、と思っている人は多いのでは。あんまりたいそうに考えず、とりあえず始めてみれば」と話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年10月1日(1961号) 3面 (8,224,040byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「九州にとどけ」ボランティアが街頭募金 バザー収益金で弦楽器寄贈 「勉強嫌いな子いない」元教諭が学習支援 街を美化「ごみゼロ大作戦」10年目 [ ボランティア ] 2017年05月30日加里屋川で住民ら清掃奉仕 [ ボランティア ] 2017年05月28日「見守り、寄り添う」学生らが不登校支援 「赤穂のために」人力車寄贈 [ ボランティア ] 2017年04月20日消防功労者表彰 [ ボランティア ] 2017年04月13日観光ガイド養成 受講者を募集中 新小1年生にランドセルカバー寄贈 もち米のお礼に手作りかきもち 38年続いた立ち番 少子化でピリオド 千種川で恒例の清掃奉仕 坂越船岡園で植樹ボランティア 真心の一服 生徒に安らぎ
コメントを書く