みすゞのまなざし「ともに生きよう」
2012年05月05日
浜市の光蓮寺で5日、住職継職法要の記念行事として「金子みすゞ記念館」の矢崎節夫館長(65)の講演会が行われた。
「今、こだますとき。~みずゞさんのまなざし~」と題して本堂で行われた講演会には約100人が来場。童謡詩人・金子みすゞの遺稿512編を発見したことで知られる矢崎館長が彼女の作品を朗読しつつ、詩から読み取れる思いを仏教思想と重ね合わせながら丁寧に解説した。
矢崎館長は、東日本大震災以降にテレビCMで世に広まった金子の代表的作品「こだまでしょうか」を引用。「『こだま』は相手があってこそ成り立つ。『あなたがいなければ、自分も成り立たない。だから、ともに生きよう』というのが、みすゞさんのまなざし」と作品に込められたメッセージを代弁した。
この日は同寺14世住職・渡邊義学さん(85)から昌人さん(54)への継職を祝う稚児行列も行われ、0~11歳の60人が上浜市から同寺までの約1キロを色鮮やかな装束姿で練り歩いた。
掲載紙面(PDF):
2012年5月12日(1990号) 4面 (8,628,557byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「今、こだますとき。~みずゞさんのまなざし~」と題して本堂で行われた講演会には約100人が来場。童謡詩人・金子みすゞの遺稿512編を発見したことで知られる矢崎館長が彼女の作品を朗読しつつ、詩から読み取れる思いを仏教思想と重ね合わせながら丁寧に解説した。
矢崎館長は、東日本大震災以降にテレビCMで世に広まった金子の代表的作品「こだまでしょうか」を引用。「『こだま』は相手があってこそ成り立つ。『あなたがいなければ、自分も成り立たない。だから、ともに生きよう』というのが、みすゞさんのまなざし」と作品に込められたメッセージを代弁した。
この日は同寺14世住職・渡邊義学さん(85)から昌人さん(54)への継職を祝う稚児行列も行われ、0~11歳の60人が上浜市から同寺までの約1キロを色鮮やかな装束姿で練り歩いた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年5月12日(1990号) 4面 (8,628,557byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「講談できく赤穂義士ものがたり」13日ハーモニーH [ イベント ] 2024年12月09日
高まる大相撲巡業ムード 会場前にのぼり旗 講談と浪曲で楽しむ忠臣蔵 花岳寺で12月8日 [ イベント ] 2024年11月24日
音楽の力で心も身体も健康に ミュージックセラピーコンサート [ イベント ] 2024年11月19日
獅子舞保存会4団体出演 9日に伝統文化祭 農産物と手作り雑貨 学生らが期間限定ショップ 人気スイーツや新鮮野菜など14店舗「出張さんもく楽市」 周世特産の黒枝豆 19・20日に直売会 [ イベント ] 2024年10月12日
ROLAND氏講演会 先着400人募集 [ イベント ] 2024年10月11日
赤穂市内の秋祭り2024 主な日程 パラリンピック・パリ大会で日本男子が金 「ゴールボール」12日に体験会 国立文楽劇場40周年で「仮名手本忠臣蔵」通し上演 高校生が自作のドレスでショー開催へ 9月23日は「手話言語の国際デー」 体験イベント開催 義士行列の内蔵助役に内藤剛志さん 一般出演者6人公募
コメント
このご縁をこれからも大切にして住職としてがんばりたいと思います。ありがとうございました。
0
0
投稿:住職です 2012年05月07日コメントを書く