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地元児童が“ど根性メロン”栽培

 2012年05月08日 
“ど根性メロン”の2世苗を移植する尾崎小児童
 校区内の路上で生まれた“ど根性メロン”の次世代栽培にチャレンジしようと、尾崎小学校(濱田学校長)の学習農園で7日、子どもたちが2世株の植え付けを行った。
 初代の“ど根性メロン”は昨夏、学校から歩いて5分ほどの場所で道路の継ぎ目から成長。ソフトボール大の果実が2個実った。赤穂市自立経営農業振興協会が実から採れた種子の発芽に成功し、2世苗約200株を希望者に配布。同校は6株を譲り受けた。
 地元在住の協会員、梶本吉昭さん(71)からアドバイスを受けながら、栽培委員会の5〜6年生15人が移植。黒マルチを張った畑に穴を開け、つるの長さが15センチほどに伸びた株をポットから、そっと移した。
 今後は委員会メンバーで当番を決めて毎朝水やり。生育状況を観察し、全校に報告する。順調に育てば8月ごろに収穫できるといい、6年の嶋津真奈さん(11)は「甘いメロンになるように一生懸命育てたい」と笑顔で話していた。
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掲載紙面(PDF):
2012年5月12日(1990号) 4面 (8,628,557byte)
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