障害者の団体旅行をおもてなし
2013年05月26日
「倉敷ひまわり号」の一行を見送る市民ボランティア
「ひまわり号」は昭和57年に東京−日光間を走ったのが最初で市民運動として全国各地に広まった。倉敷出発は3年後から運行し、今年で29年目。赤穂が目的地となったのは平成12年以来2度目で、家族と随行スタッフを含めて総勢約330人が参加した。
障害者対応のトイレ、ベッドを仮設した6両編成のJR臨時電車は予定通り午後0時14分に到着。赤穂城跡の武家屋敷公園で弁当を食べ、歴史博物館や大石神社など5カ所を巡るスタンプラリーで4時間弱の滞在を楽しんだ。
受け入れボランティアは約60人。観光案内や記念写真撮影などで一行をもてなした。カメラ係を担当した関西福祉大4年の山本和加さん(21)=南野中=は仲間と一緒に「またきてね」と書いた模造紙や画用紙を揺らして見送り。車椅子で参加した浅口市の堀憲輔さん(80)は「快適に見て回れました。今度はサクラの季節に来てみたいです」と笑顔で帰路についた。
主催者から後日、ツアー参加者の感想をまとめた記録集が提供されるといい、市産業観光課の永石一彦課長は「障害がある方にもやさしい観光地のあり方を考える参考にしたい」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年6月1日(2040号) 4面 (8,820,239byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ ボランティア ]
通学路見守り16年無事故 県知事から表彰 [ ボランティア ] 2022年03月05日「自慢の場所に」砂防ダム周辺に桜植樹 地域猫活動 クラウドFで支援募集 拍子木カチカチ 子どもたちが防火パトロール 暴力団を寄せ付けない 「断つ会」がパトロール 尼子山で登山道整備ボランティアツアー [ ボランティア ] 2021年12月20日海難救助協力の功績に「のじぎく賞」 家計厳しい子育て世帯に食料品支援 公園に花苗「トライやる」中学生も協力 [ ボランティア ] 2021年11月02日「有年山城もあるよ!」地元住民らPR 断水時でもトイレを快適に使うには [ ボランティア ] 2021年10月10日市役所で初フードドライブ 食品300キロ分集まる [ ボランティア ] 2021年09月20日野良猫繁殖、多頭飼育崩壊…1か月で100匹超確認 [ ボランティア ] 2021年09月15日新たな飼い主マッチング 保護猫の里親会 [ ボランティア ] 2021年09月06日「人と猫の共生目指す」地域猫活動スタート
コメントを書く