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文様に感動、雲火焼の作陶体験

 2013年06月23日 
陶芸体験教室の参加者が作った赤穂雲火焼の葉皿
 兵庫県伝統的工芸品に指定されている「赤穂雲火焼」の展示館、御崎の「桃井ミュージアム」でこのほど陶芸体験の窯出しがあり、参加者が制作した葉皿が出来上がった。
 5月に行われた体験教室には2日間で市内外から13人が参加。赤穂雲火焼に取り組んで35年近い長棟州彦さん(65)らを講師にツワブキ、ビワの葉をかたどった葉皿を一枚ずつ手びねりした。
 薄茶色の無地だった生地は焼成されて赤や橙、黒に窯変。いずれの作品も色彩に迫力があり、夕焼け空を思わせる独特の文様が出現した。句会仲間同士で参加した高雄の陰山貞子さん(81)と真殿の釜谷ゆき子さん(67)は「想像以上によい色が出ていて、びっくりしました」と、うれしそうに手に取っていた。
 同館は「今後も親子陶芸教室など体験の機会を設け、雲火焼のすばらしさを広めていきたい」と話している。10人以上なら希望の日に体験可。TEL56・9933。
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掲載紙面(PDF):
2013年6月29日(2043号) 4面 (8,775,378byte)
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