最高の舞台で魅せるストリート魂
2013年08月25日
ファイナリスト・プレートを手にポーズを取る小山銀次郎さん。今も赤穂のスタジオで週1回の指導を受け持っている
2度の予選落ちを経て、3度目の挑戦でつかみ取った大舞台。小山さんは「ダンスに懸ける思いが自分の中でどんどん強くなってる。ファイナルは『俺のダンスを見てくれ!』っていう気持ちでいく」と胸を高ぶらせている。
20回目を迎えるJDDには認定大会の上位組、延べ約520組がエントリーした国内外予選の勝ち上がり組の合計40組が出場する。小山さんが所属する5人組のロックダンスチーム「ファットバック・ビート」は6月の福岡予選で念願のファイナル出場を決めた。
小山さんがストリートダンスを始めたのは赤穂西中時代。人気デュオ「ヒルティ・アンド・ボッシュ」(第11代JDDチャンピオン)に憧れ、夜になると閉店後のスーパーへ行き、店頭ガラスに自分の姿を映して練習に励んだという。「プロのダンサーになりたい」という夢はそのときから変わっていない。
18歳で赤穂市内のダンススクール「エムスカイ・プロジェクト」のインストラクターに。オーナーの紹介で「ヒルティ・アンド・ボッシュ」のメンバーYOUの父、REIに入門した。これまではソロで踊っていたが、REIの勧めで今年1月、同系のスクールでレッスンするダンサーらとチームを結成した。
小山さんにとってコンテスト出場は初めて。各自の仕事を終えて深夜0時にスタジオに集まり、夜明けまでメンバーとともに汗を流した。仙台、名古屋と続けて予選落ちしたが、「負けることは恥ずかしくない。まだチャンスはある」とチームを鼓舞。予選通過のアナウンスを耳にしたときは、驚きとうれしさで「心臓が止まりそうになった」という。
8000人の観客数が見込まれるファイナル。出演順は全体のトップに決まった。「予選は『ダンスを楽しむ』という原点に戻ってうまくいった。ファイナルも思いっきり楽しみたい」と自分のすべてを出し切るつもりだ。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年8月31日(2051号) 1面 (9,957,066byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「利剣」「蟹牡丹」など8種類 赤穂緞通柄タオル ボーイスカウト赤穂第一団 60周年で記念誌 海難救助協力の功績に「のじぎく賞」 教習所で高齢者の安全運転講習 [ 社会 ] 2021年11月22日動物ふれあい村 惜しまれつつ閉園 DMOテーマに市民フォーラム [ 社会 ] 2021年11月20日戦没者追悼式 慰霊と平和誓う スタントで事故再現 赤穂高校で自転車安全教室 [ 社会 ] 2021年11月19日令和4年成人式 前回に続き式典のみ コロナワクチン3回目 赤穂市は「来年2月上旬以降」 [ 社会 ] 2021年11月17日新愛称は「赤穂化成ハーモニーホール」 赤穂健福管内の陽性者 前回集計時から1人増 [ 社会 ] 2021年11月15日オンラインでヒューマンケア研究学会 関福大から発信 [ 社会 ] 2021年11月15日干支の木目込み人形で迎春準備 [ 社会 ] 2021年11月14日赤穂健福管内70代女性が軽症 [ 社会 ] 2021年11月13日
コメント
0 0
投稿:熊本のモーさん 2013年08月29日0 0
投稿:夢 2013年08月26日コメントを書く