忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のニュースサイト
文字の大きさ

赤穂民報


  1. トップページ
  2. スポーツ
  3. 記事詳細

社会人軟式野球の全国大会へ

 2013年10月09日 
チームで作ったタオルを手に「一戦必勝」を目指す前田周児さん
 10月11日(金)に大分県で開幕する「高松宮賜杯第57回全日本軟式野球大会」に大津の会社員、前田周児さん(29)が佐用町のクラブチーム「JBCワープ」の一員として出場する。「6番ライト」で先発起用が予想される前田さんは「夢見た全国の舞台。チーム一丸で大暴れしたい」と意気込んでいる。
 小2から塩屋野球少年団でプレーを始めた前田さん。赤穂西中、赤穂高では主戦投手で、高2の夏には県ベスト8の原動力となった。就職して野球から遠ざかったが、同級生の紹介で、26歳で「JBCワープ」に入団した。
 チームは平成8年に井口秀紀監督(40)=佐用町佐用=が町内の野球愛好者が集う親睦チームとして設立した。10年ほど前から「勝利を求めて戦う集団」へと方針転換。現在は佐用、相生、たつのなど西播磨各地の19〜33歳の22人が在籍している。
 それぞれ職場も勤務時間も異なるため、合同練習は多くても週1回。今季は2月以降、毎週日曜日に練習試合を組み、実戦の中でチーム力をつけた。5月の県予選は接戦を勝ち抜いて初優勝。近畿ブロックの代表決定戦は3点リードされて迎えた最終回に一挙5点を挙げる大逆転で初の全国大会出場を決めた。
 「このチームに出会って、野球への向き合い方が変わった」と語る前田さん。一昨年の秋には練習中に利き腕の左ひじを骨折する大けがに見舞われたが、「絶対にもう一度野球がしたい」と辛いリハビリを乗り越え、グランドに戻ってきた。「出塁率が高く、チャンスにも強い。すべてのプレーに全力でぶつかっている」(井口監督)と信頼も厚い。
 同大会は全日本軟式野球連盟の主催で「天皇杯」に次いで格のあるトーナメントで各地の予選を勝ち上がった32チームが覇を競う。初戦は10月12日(土)。前田さんは「支えてくれているすべての人に感謝し、一打席、一球を大切にしたい」と、ひたむきなプレーを誓っている。
<前の記事


掲載紙面(PDF):
2013年10月12日(2057号) 1面 (8,327,536byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)


コメント

赤穂人、みんな頑張ろうぜ

0  0

投稿:元気ある赤穂人 2013年10月11日

コメントを書く

お名前 (必須。ペンネーム可):

メールアドレス (任意入力 表示されません):

内容 (必須入力):

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。
今週のイベント・催し
23
(月)
 
24
(火)
25
(水)
26
(木)
27
(金)
 
28
(土)
 
29
(日)

最新のコメント

  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←うーん(11/25)
  • 《市民病院医療事故多発》科長が治療実績の不正付け替え提案←t(11/24)
  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←太郎(11/23)

各種お申込み

以下より各お申込み、資料請求フォームにリンクしています。ご活用下さい。

スマホサイトQRコード

スマホ用URLをメールでお知らせ!
e-mail(半角入力)


ドメイン指定受信をされている方は「@ako-minpo.jp」を指定してください。

閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警
閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警