絆の音色、ホールに響く
2013年10月17日
小中学校連合音楽祭の席上で奏でられた「TSUNAMIバイオリン」
「TSUNAMIバイオリン」はバイオリン製作・修復の国内第一人者、中澤宗幸さんが手掛け、魂柱には陸前高田市の「奇跡の一本松」を用いている。鎮魂と復興支援への願いを込めた「千の音色でつなぐ絆プロジェクト」で国内外の音楽家1000人のリレー演奏を目指している。
この日の演奏は「赤穂の子どもたちが震災について思いを巡らせる機会に」と市教委が企画した。2011年「英マーロー音楽祭」最優秀賞の若手バイオリニスト、藤盛祐輔さん(26)=高槻市=が「ツィゴイネルワイゼン」など2曲を披露。赤穂市児童合唱団オリジナル曲「愛する街〜赤穂〜」はバイオリンの優しい音色に合わせて客席全員で合唱し、力強い音楽を会場に響かせた。
有年小5年の山田健斗君(10)は「震災のあったところで見つかった木から、あんなにきれいな音が出るなんて」と感動した様子だった。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年10月19日(2058号) 3面 (8,116,744byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
龍野「堀家住宅」で特別公開 赤穂緞通も展示 [ 文化・歴史 ] 2022年11月11日藩主迎えた「上段の間」も 田淵氏庭園一般公開 [ 文化・歴史 ] 2022年11月08日少年剣士が熱戦 忠臣蔵旗剣道 書の清水さん 9年連続日展入選 日本画の古川さんは4度目 [ 文化・歴史 ] 2022年11月05日子育て世帯に米5キロ無料配布 第61回赤穂市民文化祭 短歌・俳句入賞者 [ 文化・歴史 ] 2022年11月04日有年横尾の三木喜美子さん 十二支の色紙展 [ 文化・歴史 ] 2022年11月04日海から遠くへ「津波防災の日」前に避難訓練 『民謡と民俗の祭典』11月6日開催 写真で回顧「赤穂線を走った汽車・電車」 [ 文化・歴史 ] 2022年10月28日第33回MOA美術館赤穂児童作品展の入賞者 塩屋荒神社 3年ぶり屋台行事 勇壮に奉納練り [ 文化・歴史 ] 2022年10月23日早乙女たちが稲収穫「抜穂祭」 [ 文化・歴史 ] 2022年10月23日名人が語る塩づくり「塩は生き物。夜泣きもする」 [ 文化・歴史 ] 2022年10月23日市文化賞・スポーツ賞に5団体32個人
コメントを書く