故観光大使へ捧げるライブ
2014年03月12日
赤穂観光大使だった野村正樹さんへの追悼を込めてライブを開くマーサさん
大手飲料メーカーの広報部長を務めた野村さんは早期選択定年制度を利用して50歳で独立。経営論にビジネス実用書、推理小説など100冊を超える著書を出版し、雑誌の連載やテレビ・ラジオの出演もこなした。妻・尚子(ひさこ)さん(66)は同ミュージアムのオーナー桃井香子さん(71)の実妹で赤穂生まれ。その縁で観光大使も引き受けた。
マーサさんは35歳で脱サラし、マーケティングコミュニケーションのコンサルタントとして開業。その後、若き日に一度ストップした音楽活動を本格再開し、作詞作曲や各地でライブをしながら、昨年12月に2枚目のアルバム「ノスタルジック・ルージュ」をリリースした。シャンソン、クラシック、タンゴなどさまざまなジャンルの音楽を織り交ぜた作品には独特の郷愁が漂う。赤穂公演は岐阜、東京、新潟と続いた本ライブツアーの最終回だ。
野村さんと知り合ったのは会社員時代の勉強会。そのマルチな活躍ぶりに大きな刺激を受け、共感を抱いた。野村さんは自分より3年遅れて独立したマーサさんと「相互マネージャー」と呼び合い、互いの仕事をPR。「仕事を楽しみ、一生懸命に生き抜いた野村さんの生き様を今なお忘れることはない」という。
桃井ミュージアムには、野村さんの著作や愛用品を集めた部屋がある。マーサさんは昨年7月に初めて訪れ、ツアーの締めくくりとなる公演を野村さんが亡くなった3月に同ミュージアムで行うことを決めた。「野村さんが新しい縁を作ってくれた赤穂の地で、感謝の気持ちを込めて歌い上げる」と意気込む。
午後2時開演。チケット(ドリンク、お菓子、お土産付き)は3500円。TEL56・9933。
<前の記事 |
関連サイト:
■桃井ミュージアム
■マーサ
掲載紙面(PDF):
2014年3月15日・第1部(2078号) 1面 (9,815,065byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
聴覚障害への理解深めて 16日上映会 [ イベント ] 2020年02月06日市文化協会 9日に50周年式典 自慢のおいしさ最盛期 2日「赤穂かきまつり」 [ イベント ] 2020年01月27日森永卓郎氏が語る「今後の日本経済」 [ イベント ] 2020年01月25日「日本第一」の塩学ぶ講演会 手話漫才で初笑い 19日に市民会館 [ イベント ] 2020年01月15日一年の無病息災願い「とんど祭り」 [ イベント ] 2020年01月15日19日に千種川河川敷で消防出初式 [ イベント ] 2020年01月14日赤穂市内神社の主なとんど祭り [ イベント ] 2020年01月08日正月三が日 妙典寺で恒例の水行 [ イベント ] 2019年12月28日市民の夕べ 2020年は開催なし 『妻のトリセツ』著者が語る「男女のミゾ」 [ イベント ] 2019年12月19日修理中の赤穂城跡東櫓台で現場見学会 赤穂義士祭に10万8000人 [ イベント ] 2019年12月14日義士祭前夜祭イベント 高橋英樹さんサプライズ登場 [ イベント ] 2019年12月13日
コメントを書く