DMATカー、西播磨で初めて配備
2014年04月11日
赤穂市民病院の災害派遣医療チームに導入されたDMATカー
同病院のDMAT(災害派遣医療チーム)は県の災害拠点病院に指定された平成18年に誕生。東日本大震災の被災地にも派遣された。現在は研修を受けた医師1人、看護師5人、薬剤師1人、事務職1人の8人体制で万一に備えている。
新たに導入したDMATカーは四輪駆動の8人乗りワゴン車に除細動器、人工呼吸器を装備。点滴の輸液の温度を患者の体温に調整可能な収納庫、家庭用電源から充電できるバッテリーなど、従来の出動時に使っていた救急車両にはなかった機器類がある。購入価格は約2130万円で、うち2000万円は県補助金でまかなった。
大規模な災害や事故が発生した場合、県の要請を受けて医師を含む5人一組で出動するほか、「市消防からの要請があれば、医師を救急現場へ運ぶ医療車として使用することも可能」(同病院)という。平時は患者を移送する救急車として活用する。
新車両導入に合わせ、グリーンを基調にした隊員ユニフォームも新調した。救急看護認定看護師の城尾恵子さん(49)=看護師長=は「今後も研修を重ねて隊員のレベルアップを図りたい」と抱負を語った。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2014年5月17日(2087号) 4面 (10,345,416byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
民間も営業・イベント自主休止の動き [ 社会 ] 2020年04月08日一部市立施設を5月6日まで運営休止 [ 社会 ] 2020年04月08日法に基づく外出自粛要請 赤穂市も実施区域 [ 社会 ] 2020年04月07日緊急事態宣言で休校園も5月6日まで延長 消防操法大会 西播磨で一斉に「中止」 [ 社会 ] 2020年04月07日幼小中も4月19日まで臨時休業 赤穂高校も4月19日まで休業延長 [ 社会 ] 2020年04月06日就職、進学で環境変化「いつも以上に交通安全を」 [ 社会 ] 2020年04月06日消防操法大会 臨時の団長会議で検討か [ 社会 ] 2020年04月06日「赤穂からおいしいフルーツを」若者2人が新規就農 中学校修学旅行 延期も視野に検討 消防操法大会は1か月延期へ 団本部方針 [ 社会 ] 2020年04月03日消防操法大会 延期を視野に再検討へ [ 社会 ] 2020年04月03日市民病院名誉院長・邉見公雄さん 初の著書 [ 社会 ] 2020年04月03日消防操法大会 入れ替え制・無観客で決行へ [ 社会 ] 2020年04月02日
コメントを書く