個性と感性ほとばしるアート展
2015年12月12日
高橋美帆さん作「慈愛にみちた母の愛」
片山工房は「障害のある方のアート制作を支援する場」として平成15年に設立。スタッフの支援を受けながら、利用者が絵画や書道などの創作活動に向かっている。
昨年9月に関西福祉大学が主催した市民フォーラムに同工房の新川修平理事長がパネリストとして参加したのをきっかけに、赤穂での作品展を発案。同大学の共同研究費支援事業として開催することになった。
今展では利用者17人が画用紙大〜80号の絵画と書を30点近く出品する。右足でペンキの入った容器を蹴って流れるペンキで描いた絵画、ヘッドギアに装着した筆で頭を動かして揮毫した書など。作品展の企画に関わった同大学社会福祉学部の半田結教授は「どの作品も一人ひとりが生きている証として、エネルギッシュで輝いています。その魅力を伝えたい」と鑑賞を呼び掛けている。
1階ギャラリーで20日(日)まで午前10時〜午後5時(最終日は4時まで)。20日には会場で午後1時から新川理事長が「人と福祉と芸術・考えるシンカワ」と題して基調講演。同2時半から工房スタッフ3人が一部の展示作品について解説する。同図書館Tel43・0275。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2015年12月12日(2165号) 3面 (10,771,644byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
伝統の婚礼再現「坂越の嫁入り」 [ 文化・歴史 ] 2023年11月05日「映画会社やテレビ局はなぜ『忠臣蔵』を作らなくなったのか」春日太一氏講演 第62回赤穂市民文化祭 短歌・俳句入賞作 [ 文化・歴史 ] 2023年11月03日管楽合奏コン全国大会へ赤穂西中吹奏楽部 夏の雪辱果たす [ 文化・歴史 ] 2023年10月30日塩屋荒神社で秋祭り 東西の大屋台が勇壮に練り [ 文化・歴史 ] 2023年10月22日絵マップコンクール「ありがとう作品展示会」 幻の「藤緞通」復元 糸作りから自ら 丹後・上世屋で技術学ぶ [ 文化・歴史 ] 2023年10月21日「2023赤穂市美術展」が開幕 絵画、書など268点 [ 文化・歴史 ] 2023年10月19日2023年度文化・スポーツ賞 受賞者決定=赤穂市 頭人行列に獅子舞 尾崎・赤穂八幡宮「神幸式」 [ 文化・歴史 ] 2023年10月15日獅子舞存続 児童らが議論「未来に残すべき」 平田オリザ氏講演 先着300人募集 地域連携フォーラム 「坂越の船祭」男衆ら活気 4年ぶり獅子舞も [ 文化・歴史 ] 2023年10月08日子どもの笑顔でほっこり 福浦の山脇五都子さん水彩画展 [ 文化・歴史 ] 2023年10月08日「工房マップ作って」伝統工芸作家ら42人が要望 [ 文化・歴史 ] 2023年10月07日
コメントを書く