赤穂と山鹿の絆が漫画に
2015年12月13日
漫画とハゼの鉢植えを贈り合った山鹿青年会議所の表敬訪問
山鹿市は討ち入り後に大石内蔵助をはじめ浪士17人を預かった旧細川藩にあたる。市内の日輪寺には接伴役だった堀内伝右衛門が築いた義士の遺髪塔があり、義士命日の2月4日には毎年「義士まつり」を営む。平成14年に赤穂市と姉妹都市提携を結んだ。
漫画は、内蔵助と伝右衛門の交流に端を発した両市のつながりを描いたA5判25ページ。木ろうの原料となるハゼの木の栽培方法を伝右衛門が内蔵助から教わったとの言い伝えも紹介し、子どもにも読めるように漢字にふりがなを付けた。
初版本は非売品で義士の人数にちなんだ限定47冊。両市の小学校と図書館に寄贈する。この日は小川理事長が赤穂への寄贈分14冊を明石元秀市長と尾上慶昌教育長へ手渡した。
明石市長は、内蔵助が手植えしたと伝えられる赤穂八幡宮のハゼの実から育てた若木の鉢植えで答礼。山鹿JCが来年2月4日に日輪寺の境内に移植する予定で、小川理事長は「山鹿と赤穂の絆のシンボルとして大事に守り育てたい」と誓った。
<前の記事 |
[ 文化・歴史 ]
龍野「堀家住宅」で特別公開 赤穂緞通も展示 [ 文化・歴史 ] 2022年11月11日藩主迎えた「上段の間」も 田淵氏庭園一般公開 [ 文化・歴史 ] 2022年11月08日書の清水さん 9年連続日展入選 日本画の古川さんは4度目 [ 文化・歴史 ] 2022年11月05日第61回赤穂市民文化祭 短歌・俳句入賞者 [ 文化・歴史 ] 2022年11月04日有年横尾の三木喜美子さん 十二支の色紙展 [ 文化・歴史 ] 2022年11月04日『民謡と民俗の祭典』11月6日開催 写真で回顧「赤穂線を走った汽車・電車」 [ 文化・歴史 ] 2022年10月28日第33回MOA美術館赤穂児童作品展の入賞者 塩屋荒神社 3年ぶり屋台行事 勇壮に奉納練り [ 文化・歴史 ] 2022年10月23日早乙女たちが稲収穫「抜穂祭」 [ 文化・歴史 ] 2022年10月23日名人が語る塩づくり「塩は生き物。夜泣きもする」 [ 文化・歴史 ] 2022年10月23日市文化賞・スポーツ賞に5団体32個人 赤穂が生んだ文人歴史家 姫路で特別展「西山松之助」 [ 文化・歴史 ] 2022年10月21日「2022赤穂市美術展」絵画、書など309点 個性豊か 名僧高僧の墨跡展 [ 文化・歴史 ] 2022年10月20日
コメントを書く