にぎやかにもちつき「ノット祭り」
2016年07月18日
もちつきなどでにぎわった「ノット祭り」
同神社は赤穂八幡宮の境外社で、神功皇后が三韓征伐の帰路に台風で船が難破しそうになった際、この地で祝詞を奏上して波が静まったとの言い伝えから「祝詞(のりと)」がなまって「ノット」と呼ばれるようになったという。境内には船をつないだとされる岩盤があり、「ノット岩」と呼ばれている。
同じ境内にある水神社の例祭(7月17日)に続いて7月18日が宝崎神社の例祭で、かつては両日とも多数の露店が並んで盛大だったという。ここ十数年は神事のみとなっていたが、今年5月に発足した氏子青年会が「かつてのにぎわいを復活させよう」と祭りを企画した。
境内に提灯を吊るし、ノット岩の上で青年会のメンバーが石うすでもちつき。きなこ、しょうゆで味付けして約500食を振る舞った。尾崎地区母親クラブがスーパーボールすくい、射的など模擬店を設営し、子どもから大人まで多くの地域住民が集まった。
近所で生まれ育った団勝さん(89)は「にぎやかやった昔のお祭りを思い出しました」。権禰宜の中村彰伸さん(35)は「思った以上にたくさん人が集まり、よかった。来年以降も続けたい」と話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2016年7月23日(2193号) 3面 (12,163,203byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
特別展「上方の忠臣蔵浮世絵」貴重な190点 [ 文化・歴史 ] 2022年12月10日義士引き揚げルート 中央義士会が一部見直し [ 文化・歴史 ] 2022年12月10日赤穂民報主催・第38回習字紙上展の出品規定 義士行列の小道具に「槍印」加えては [ 文化・歴史 ] 2022年12月04日「目指すは金賞」マーチングバンド全国大会へ [ 文化・歴史 ] 2022年12月02日赤穂の「十年一昔」ほのぼの写真展 [ 文化・歴史 ] 2022年12月02日力作並ぶ義士祭学童書道展 市民会館で4日まで 創立150年の尾崎小で記念授業 泊まりがけで来場も「ビートルズレコード音楽祭」 [ 文化・歴史 ] 2022年11月27日赤穂義士が討ち入りに持参 自筆の槍印 [ 文化・歴史 ] 2022年11月26日邦楽の篠原欣山さんに「ともしびの賞」 [ 文化・歴史 ] 2022年11月26日正規盤レコードで聴く「ビートルズ音楽祭」 作家の個性あふれる「群象の会」展 [ 文化・歴史 ] 2022年11月17日絵地図作りでわがまちに愛着 絵マップコン20年 和船で輿入れ「坂越の嫁入り」 [ 文化・歴史 ] 2022年11月12日
コメントを書く