中広獅子舞の伝承願い、自作の獅子頭を寄贈
2008年10月04日
新調された獅子頭と鼻高面
山野さんは仕事の傍ら20年以上前から木彫を始め、これまでに大黒天の置物や般若面など100点以上を制作。保存会が練習用具の新調を希望していることを聞き、快く引き受けた。
獅子頭はケヤキを材料に用い、形だけでなく重さまでも本番用と同じになるようにくり抜く量を調整。キリを彫った鼻高面は漆塗りに仕上げ、「満足の出来栄え」になった。
「末永く使ってもらえるように丹精込めて作りました」と山野さん。寄贈後はさっそく毎晩の練習で使われ、制作を依頼した保存会世話人の今井英人さん(31)=中広=は「本物とそっくり。これで本番に向けてしっかり稽古したい」と喜んでいた。
中広獅子舞は10月18日(土)・19日(日)に演じられる。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年10月4日(1815号) 4面 (8,428,816byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
刷毛の跡までリアルに 埴輪ミニチュア [ 文化・歴史 ] 2024年07月12日赤穂ゆかりの作家中心に40点「未公開収蔵品展」 [ 文化・歴史 ] 2024年07月01日秋祭りの御神米 子どもたちが「お田植え」 コンセル・ヌーボ第40回定期演奏会 16日にハーモニーH 元赤穂書道会長の故新家一夫さん回顧展 [ 文化・歴史 ] 2024年06月03日会員の力作40点 赤穂美術協会展 31日から [ 文化・歴史 ] 2024年05月27日「水のある風景」テーマに写真展 [ 文化・歴史 ] 2024年05月26日心癒やすメロディ 引きこもり男性が作ったピアノ曲 [ 文化・歴史 ] 2024年05月20日絵マップコン記念誌 20年の記録と記憶一冊に 赤穂駅2階で「キャンバスの会」ウインドギャラリー展 [ 文化・歴史 ] 2024年05月12日引きこもりから前進 友人の支えで曲完成 [ 文化・歴史 ] 2024年05月11日工芸と写真、日本画 喜寿記念で三人展 [ 文化・歴史 ] 2024年05月11日赤穂民報主催・第41回習字紙上展の出品規定 日本遺産認定祝い北前船の絵馬奉納 [ 文化・歴史 ] 2024年04月06日日本画家の故室井澄氏を偲び画塾生らが作品展 [ 文化・歴史 ] 2024年03月23日
コメントを書く