音色軽やか 雲火焼のオカリナ
2017年01月01日
赤穂雲火焼のオカリナを考案した塚田攻一さんと由美子さん
今年2月に夫婦で赤穂を観光した際に立ち寄った同ミュージアムで初めて赤穂雲火焼を目にした塚田さん。「炎によって生み出された紋様のおもしろさ」に惚れ込んだ。「これでオカリナを作りたい」という塚田さんの申し出にミュージアムが快く土を提供。焼成も引き受けた。
出来上がったオカリナは雲火焼特有の夕焼け空を連想させる窯変が印象的。塚田さんによると、「音が軽やかで、初心者にも吹きやすい」という。
コンサートでは、妻の由美子さん(72)と2人で「赤とんぼ」「見上げてごらん夜の星を」など14曲を演奏し、素朴な音色に約30人が聴き入った。
「雲火焼は一つとして同じ紋様がないのが魅力」と塚田さん。赤穂雲火焼のオカリナは同ミュージアムで販売。ミニオカリナのストラップもある。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2017年1月1日・第1部(2213号) 4面 (9,334,963byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
ネットで忠臣蔵浮世絵 デジタル展覧会 [ 文化・歴史 ] 2020年12月04日坂越の船渡御祭保存会に「ともしびの賞」 [ 文化・歴史 ] 2020年12月02日布に染料で絵や紋様「染絵」作品展 [ 文化・歴史 ] 2020年12月02日「黒猫」忠臣蔵絵本 11年ぶり増刷 [ 文化・歴史 ] 2020年12月01日ル・ポン音楽祭 アーカイブ動画を公開 [ 文化・歴史 ] 2020年11月30日「能楽の祖」の墓前で謡曲奉納 [ 文化・歴史 ] 2020年11月29日昭和の大嘗祭 92年前の道具見つかる [ 文化・歴史 ] 2020年11月21日日本遺産ガイド養成講座 30人募集 赤穂緞通で学校マスコット [ 文化・歴史 ] 2020年11月20日絵図や古文書で振り返る「播州赤穂の塩づくり」 [ 文化・歴史 ] 2020年11月19日赤穂出身の古川功晟さん 日展連続入選 [ 文化・歴史 ] 2020年11月19日赤穂美術協会 20日から小品展 図書館玄関横に忠臣蔵コーナー [ 文化・歴史 ] 2020年11月14日赤穂民報主催・第34回習字紙上展の作品募集 受け継いだ技法磨き29年 赤穂緞通初個展 [ 文化・歴史 ] 2020年11月11日
コメントを書く