境内に雅楽の調べ 歴史偲ぶ
2017年03月19日
雅楽の祖・秦河勝をまつる大避神社で行われた「日本伝統文化の宴」
坂越地区で毎年文化イベントを実施している市民グループ「AKOたそがれステージ実行委員会」が地域の歴史や伝統芸能の良さを知ってもらおうと主催。天候にも恵まれ、子どもたちがヒップホップダンスを踊った第1部を含めて観客約500人が来場した。
夕方に始まった第2部は能楽同好会「弥栄会」が謡曲「高砂」を奉納して開幕。坂越盆踊り保存会、坂越鳥井町曳きとんどお囃子といった地元の伝統芸能や法螺貝の演奏が続いた。
最後は赤穂雅楽同好会の11人が笙や琵琶、鉦鼓などの和楽器で「五常楽急」「越殿楽」など4曲を演奏。夕暮れ迫る境内に荘厳な音色を響かせた。一年半ほど前に東京から坂越に移住した小川郁夫さん(75)は妻弘子さん(71)と夫婦で鑑賞。「すばらしい行事でした。大避神社の由来は話には聞いていましたが、坂越の歴史の奥深さを感じました」と話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2017年3月25日(2225号) 3面 (12,118,560byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
刷毛の跡までリアルに 埴輪ミニチュア [ 文化・歴史 ] 2024年07月12日赤穂ゆかりの作家中心に40点「未公開収蔵品展」 [ 文化・歴史 ] 2024年07月01日秋祭りの御神米 子どもたちが「お田植え」 コンセル・ヌーボ第40回定期演奏会 16日にハーモニーH 元赤穂書道会長の故新家一夫さん回顧展 [ 文化・歴史 ] 2024年06月03日会員の力作40点 赤穂美術協会展 31日から [ 文化・歴史 ] 2024年05月27日「水のある風景」テーマに写真展 [ 文化・歴史 ] 2024年05月26日心癒やすメロディ 引きこもり男性が作ったピアノ曲 [ 文化・歴史 ] 2024年05月20日絵マップコン記念誌 20年の記録と記憶一冊に 赤穂駅2階で「キャンバスの会」ウインドギャラリー展 [ 文化・歴史 ] 2024年05月12日引きこもりから前進 友人の支えで曲完成 [ 文化・歴史 ] 2024年05月11日工芸と写真、日本画 喜寿記念で三人展 [ 文化・歴史 ] 2024年05月11日赤穂民報主催・第41回習字紙上展の出品規定 日本遺産認定祝い北前船の絵馬奉納 [ 文化・歴史 ] 2024年04月06日日本画家の故室井澄氏を偲び画塾生らが作品展 [ 文化・歴史 ] 2024年03月23日
コメントを書く