沖田遺跡をミニチュアで再現
2017年03月24日
東有年・沖田遺跡公園に復元されている弥生時代から古墳時代にかけての竪穴住居と高床倉庫の計6棟を、たつの市新宮町の西村光男さん(68)がミニチュアで再現。東有年のギャラリー&カフェ「ほっとたいむ」で展示されている。
西村さんは50歳のころから茅葺き民家のミニチュア制作を趣味で始め、「これまでに50~60点を作った」という。「沖田遺跡の復元建造物も同じ茅葺き」と着目し、昨年5月ごろからおよそ9カ月間かけて6棟を完成させた。
完成した作品は高さ約13センチ~約23センチ。土台部分は和室の塗り壁材、屋根は塗り壁を補強するのに使うパーム椰子の繊維。どちらも本職が左官業の西村さんにとっては扱い慣れた素材。最も気をつかったのは「屋根の勾配や形」で、3種類のはさみを使い分けて刈り揃えたという。
リアリティを出すため、あえて不揃いなところも残し、屋根の苔も再現した。「自分としては、まあまあ納得できる作品ができた。公園にある実物と見比べて楽しんでもらえれば」と話している。
3月29日(水)まで午前8時~午後5時(最終日は2時まで)。月曜休み。Tel49・2992。
掲載紙面(PDF):
2017年3月25日(2225号) 1面 (12,118,560byte)
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西村さんは50歳のころから茅葺き民家のミニチュア制作を趣味で始め、「これまでに50~60点を作った」という。「沖田遺跡の復元建造物も同じ茅葺き」と着目し、昨年5月ごろからおよそ9カ月間かけて6棟を完成させた。
完成した作品は高さ約13センチ~約23センチ。土台部分は和室の塗り壁材、屋根は塗り壁を補強するのに使うパーム椰子の繊維。どちらも本職が左官業の西村さんにとっては扱い慣れた素材。最も気をつかったのは「屋根の勾配や形」で、3種類のはさみを使い分けて刈り揃えたという。
リアリティを出すため、あえて不揃いなところも残し、屋根の苔も再現した。「自分としては、まあまあ納得できる作品ができた。公園にある実物と見比べて楽しんでもらえれば」と話している。
3月29日(水)まで午前8時~午後5時(最終日は2時まで)。月曜休み。Tel49・2992。
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