「そのアプリ、大丈夫?」スマホ安全講習
2017年05月21日
情報化社会に潜む危険への注意を呼び掛けた講演会
サイバー犯罪対策課の警察官が4年生以上の児童と保護者を対象に講演。「省エネ」や「ウイルス除去」を名目にした不正アプリによって、スマホやパソコンから個人情報を抜き取られたり、盗聴や盗撮の被害にあったりした事例を示し、「一つのボタンを押すだけで大変なことになる場合がある」と警鐘を鳴らした。
また、SNS交流サイトで知り合った人物に会いに行った未成年が誘拐された事件を紹介。「こういったトラブルが兵庫県内でも多数発生している。『自分には関係ない』と思わないで」と注意を呼び掛け、「困ったことがあったら一人で悩まないで、お父さんやお母さん、学校の先生や警察に相談してください」と話した。
この日受講した児童19人中、自分のスマホを持っているのは1人だけだったが、全員が「親のスマホを借りて使ったことがある」と手を挙げた。山野校長は「家庭でも話し合い、正しい活用につなげてほしい」と講評した。
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掲載紙面(PDF):
2017年6月3日(2233号) 4面 (11,470,455byte)
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