「京版画の大御所」が描いた古都の四季
2017年07月31日
徳力富吉郎の作品を特集した収蔵品展
徳力富吉郎(1902−2000)は西本願寺絵所の12代目。土田麦僊に日本画を学び、昭和3年に国画創作協会展で樗牛賞を受賞した。創作木版画を手掛け、平塚運一、棟方志功らと同人誌『版』を刊行。戦後に版画制作所を設立し、産業的な版画の量産にも取り組んだ。
今展では祇園祭や五山送り火など京都の風物詩を描いたシリーズ作「京洛三十題」、法隆寺や東大寺を画題とした「奈良の四季」など風情のある作品が並ぶ。佐野正幸館主は「古くから京都で制作されてきた木版画に近代感覚を加味した『徳力版画』の魅力を味わってもらえれば」と話している。
8月27日(日)まで午前10時〜午後4時。水曜休館。入館料200円(小学生以下無料)。ウエスト神姫「明神木」バス停すぐ。Tel090・3496・4282。
<前の記事 |
「ナラ枯れ」から生島守る「ホイホイ」設置 [ 文化・歴史 ] 2023年05月20日赤穂民報主催・第39回習字紙上展の出品規定 赤穂美術協会展 19日から21日まで [ 文化・歴史 ] 2023年05月15日キャンバスの会 駅ギャラリー展 [ 文化・歴史 ] 2023年05月13日赤穂緞通作家目指して修業の主婦 自宅に工房 [ 文化・歴史 ] 2023年05月13日絵マップコン 昨年で終了 20年で1327作品 往年の海外スターたち 元カメラマンが写真展 [ 文化・歴史 ] 2023年05月07日わらじの作り方を伝授 「手作り文化伝承の会」が講習会 桜テーマに水彩画展 [ 文化・歴史 ] 2023年04月23日幻の無声映画『忠臣蔵』カツベン上映をネット配信 [ 文化・歴史 ] 2023年04月16日上仮屋獅子舞、花岳寺で62年ぶり奉納舞 [ 文化・歴史 ] 2023年04月09日松の廊下刃傷事件ゆかりの裃 [ 文化・歴史 ] 2023年04月08日有年牟礼・山田遺跡の土器50点を市文化財指定 [ 文化・歴史 ] 2023年04月05日中央義士会 播州赤穂支部を新設 [ 文化・歴史 ] 2023年04月04日川柳赤穂吟社 濱邉稲佐岳顧問が句文集 [ 文化・歴史 ] 2023年04月03日
コメントを書く