日本画家・室井澄さん「渾身の一作」寄贈
2018年06月22日
渾身の一作「霊峰大山」を赤穂市へ寄贈した室井澄さん
17歳で絵画の道に入り、80年を超える画歴がある室井さん。大山は最も好むモチーフで、描いた作品の数は100点を優に上回る。3年前には鳥取県大山町から感謝状を贈られた。
寄贈作品は早暁の大山を描いた40号。峰の白雪が神々しく、紫がかった朝霧が作品全体を高貴な雰囲気に包んでいる。室井さんが構想を温め、8年がかりで描き上げた渾身の一作という。
室井さんは昨年8月にも市役所を表敬訪問し、明石元秀市長に寄贈を約束。その後に体調を崩して入院したにもかかわらず作品を完成させたという。この日は車椅子から立って記念撮影に応じ、明石市長と元気に握手を交わした。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2018年6月30日(2283号) 1面 (8,925,467byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
念願の絵本出版「ホクロのだいぼうけん」 [ 文化・歴史 ] 2022年02月19日第36回赤穂民報習字紙上展の入賞者 高齢者大学のエッセイ同人誌50号に [ 文化・歴史 ] 2022年02月16日「昭和まで塩田残ったのは奇跡」日本遺産講演会 [ 文化・歴史 ] 2022年02月13日長寿の心得や人生訓を書に 95歳作品展 [ 文化・歴史 ] 2022年02月11日歩いて見つけた希少植物冊子に [ 文化・歴史 ] 2022年01月29日播磨の前方後円墳一堂に「古墳からみた王の時代」 [ 文化・歴史 ] 2022年01月28日「生活に美術を」鳥井廣夫さん個展 [ 文化・歴史 ] 2022年01月12日2月に赤穂で忠臣蔵浮世絵シンポ 「日本最後の仇討ち」室津で企画展 [ 文化・歴史 ] 2021年12月21日市音楽協会 26日にクリスマス演奏会 高校生四十七士が勝ちどき 赤穂義士祭 ル・ポン特別公演 オンラインでも臨場感 [ 文化・歴史 ] 2021年12月14日大晦日に赤穂市民能「高砂」 歩いてほのぼの写真展 プラット赤穂で14日まで [ 文化・歴史 ] 2021年12月09日
コメントを書く