坂越生まれ日本画家・後藤仁氏の特別展開幕
2018年10月20日
後藤仁氏=右から3人目=と後藤大秀氏=同2人目=も出席した特別展のオープニングセレモニー
11月18日(日)午後1時からは後藤氏が赤穂の思い出や作品制作への思いを語るギャラリートークとサイン会を催す。
小1の夏まで坂越で生まれ育った後藤仁氏(50)=千葉県松戸市=にとって故郷で初めて開く里帰り展。「アジアの美人画」シリーズをはじめ、代表作25点と手掛けた絵本5作品の原画、千種川風景などを写生したスケッチなどを紹介。また、伯父のからくり人形師、後藤大秀氏(岐阜県伝統文化継承功績者)が大垣まつり(ユネスコ無形文化遺産)のために復元制作した人形3体と能面5点も展示している。
オープニングセレモニーで後藤氏は「幼少期に赤穂で見た風景や自然が私の感性のベース。作品を描くときも常にふるさとの風景を思い浮かべている」と語り、「この特別展を励みにさらに頑張って良い作品を描いていきたい」とあいさつした。「大垣祭保存会中町布袋会」のみなさんによる、からくり人形実演も披露され、集まった約150人の来場者から大きな拍手が送られた。
同展は12月17日(月)まで午前9時〜午後5時。火曜休館(10月23日は開館)。入館料300円(小・中学生150円)。TEL42・0520。
なお、御崎の桃井ミュージアムでも「後藤仁 日本画小品展」を12月17日(月)まで開く。入館無料。午前10時〜午後4時、火曜休館。TEL56・9933。
<前の記事 |
[ 文化・歴史 ]
赤穂城と忠臣蔵 スマホで音声ガイド [ 文化・歴史 ] 2024年12月14日四十七士の和紙人形 赤穂大石神社へ奉納 [ 文化・歴史 ] 2024年12月07日義士祭パレード実況担当へ高校生ら特訓中 [ 文化・歴史 ] 2024年12月05日「博士」目指して忠臣蔵検定 40問に挑む [ 文化・歴史 ] 2024年12月02日児童ら地域の名所巡る「尾崎ウォークラリー」 後世残したい自然と風景 写真展「わが千種川」 [ 文化・歴史 ] 2024年11月30日義士祭奉賛学童書道展が開幕 1日まで 赤穂義士・堀部安兵衛の自筆遺書再発見「命がけの覚悟」 [ 文化・歴史 ] 2024年11月26日JAXAミッション支援 高校生たちが観測チャレンジ [ 文化・歴史 ] 2024年11月17日美術家8人が出品「群象の会」展 22日から [ 文化・歴史 ] 2024年11月15日獅子舞4団体が熱演 赤穂市伝統文化祭 [ 文化・歴史 ] 2024年11月10日アートで地域の魅力さらに 御崎でプロジェクト [ 文化・歴史 ] 2024年11月06日獅子舞保存会4団体出演 9日に伝統文化祭 日展書の部11年連続入選 塩屋の清水まみさん [ 文化・歴史 ] 2024年11月03日赤穂市文化賞・スポーツ賞など 7団体50個人表彰
コメント
0 0
投稿:布袋かぐら 2018年10月23日コメントを書く