高校生が雅楽演奏を奉納
2020年07月12日
奉納演奏で稽古の成果を披露した赤穂高校雅楽部
新型コロナウイルス感染症の影響で出演を予定していた文化祭が中止に。「活動成果を発表できる場を」との声に同校OB会長の中村良廣宮司が機会を提供した。
衣装を着けた部員らは緊張した面持ちで拝殿へ上がり、3年生の浜本実季さん(17)の龍笛に合わせて1年生5人が謡いを披露。南都楽所(なんとがくそ)の楽師でもある永井信行顧問が琵琶の音色を重ねた。感染予防対策として拝殿の引き戸を開放していたこともあり、境内全体に演奏が聞こえた。
今春1年生が入部するまで1人で部を守った浜本さんは「3年間の集大成という感じで緊張しましたが、うまくいって良かった」と感想。部活動は引退となるが、「心がしんどくなったときには、雅楽を思い出して笛を吹きたい」と話した。
<前の記事 |
クイズラリー楽しんで郷土史学習 内蔵助自筆の暇乞い状 60年ぶり公開 [ 文化・歴史 ] 2018年12月01日国際展入選作も パッチワークキルト展 [ 文化・歴史 ] 2018年11月30日現存最古の忠臣蔵映画 東京で上映 [ 文化・歴史 ] 2018年11月29日琴伝流大正琴60団体が出演 第48回赤穂義士祭奉賛学童書道展 「海のように広い心に」小学校に作品寄贈 [ 文化・歴史 ] 2018年11月27日「自分の色で描いて」後藤仁さんが絵画指導 西山松之助氏の母校で茶道体験教室 「熱意で盛り上げて」北前船寄港地セミナー いざ本番!「子ども義士物語」21日上演 江戸時代の形紙もとに藍染め体験 [ 文化・歴史 ] 2018年11月17日晴れの全日本フェスへ「心は一つ」 18日に「北前船寄港地セミナー」 「手仕事の流儀」赤穂の女匠ら意見交換
コメントを書く