《西有年産廃》意見書案協議も「打ち切り」
2020年11月27日
町に助言するための意見書について協議した上郡町有識者会議
素案では、事業者が作成した事前協議書について「信頼性に疑義を持たざるを得ない」「現時点において審査を進めるのは時期尚早」などと記述している。
県からの意見照会は(1)周知範囲・周知方法(2)生活環境保全上の措置(3)地域計画上の事項(4)関係法令手続きの4項目。回答の素案は過去2回の議論を踏まえ、山村充座長(兵庫県立大学環境人間学部教授)と事務局で作成したという。
この日の会合では、町議会が同計画に対して持っている、「遮水シートの破損」や「集中豪雨による有害物資の拡散」など懸念7項目への見解を取りまとめる作業を先に行ってから意見照会への回答案の協議に入ったが、最初の項目の周知範囲をめぐる議論で時間切れ。「もっと議論を重ねるべき」と会議の延長または持ち越しを求める委員もあった中、「これまでの議論で網羅できたものや、町自身で判断できる事項だ」などとして打ち切られた。
事務局によると、対面型の会議は今回で区切りとし、座長と座長代理が今後まとめる意見書案を他の委員が書面で確認した上で町に提出するという。当初は年内を予定していた意見書の取りまとめは「年明けになるだろう」としている。
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】上郡町が第2回有識者会議
掲載紙面(PDF):
2020年11月28日号(2394号) 1面 (4,108,793byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「買い物弱者」に救い 移動スーパー開業へ 75歳以上の急発進抑制装置 市が上乗せ補助へ 「産廃処分場は『環境犯罪』SNSで発信を」 [ 社会 ] 2019年11月17日事故を『しない』、お先に『どう』ぞ [ 社会 ] 2019年11月15日浄専寺で報恩講落語会 [ 社会 ] 2019年11月11日《市公共工事贈収賄》検討委が初会合 中村文代さんに兵庫県社会賞 消費者活動で功績 [ 社会 ] 2019年11月06日「産廃反対市民の会」5周年記念講演会 世代問わず意見交流「教学サロン」 市民が考えた「2030年の赤穂」 [ 社会 ] 2019年10月30日「安心実現へ行動」大会宣言採択 [ 社会 ] 2019年10月28日《市公共工事贈収賄》個別聞き取り 全職員へ対象拡大 腹痛や吐き気 塩屋小で学級閉鎖 行政情報発信にLINE活用 [ 社会 ] 2019年10月21日台風19号 災害義援金箱を設置 [ 社会 ] 2019年10月21日
コメントを書く