オーストラリアの交流校から城西小児童へ返信
2009年01月17日
オーストラリアの同級生から届いた手紙を喜ぶ城西小児童
同校は赤穂市とロ市が姉妹都市提携した平成9年から、現地のセントバーナーディット小学校と5年生同士が交流。絵画作品を交換するなど友好関係を築いてきた。
城西小は平成19年度に文科省の「英語活動推進事業拠点校」に指定。今年度の交流方法について、クラスで話し合ったところ、子どもたちから「英語を使った交流をしてみたい」とのアイデアが出た。
児童らは2人または3人1組になり、まずは日本語で文案を作成。子ども向けの和英辞典を使って英訳した。普段の英語授業は発音とヒアリングが中心。「Q」「X」など4年時のローマ字で習っていない文字もある中で、児童らは粘り強く取り組んだ。どうしてもわからない単語や難しい文法が必要な箇所はあきらめたが、保護者や教諭の助けも受けながら何とか書き上げた。
昨年11月初旬に発送してから約1カ月半後、「エアーメール」のシールが貼られた大きな封筒が届き、児童らは大喜び。自分宛ての手紙を書いてくれた同級生を探そうと、同封されていた名前入りの集合写真を取り合うように見つめた。
「返事が届いたことで、子どもたちの英語への興味がさらに劇的に高まった」と担任の若井美代子教諭(45)。児童らは「今度はもっと詳しい内容の手紙を出したい」(五島龍司君)、「手紙をくれた人に直接会ってみたくなった」(槙夏岐さん)など英語学習や国際交流への意欲を口々に話していた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年1月17日(1832号) 1面 (8,327,702byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
ボーイスカウト 笠間と6年ぶり交歓キャンプ [ 子供 ] 2023年07月31日広がる「子ども食堂」市の補助で有志が運営 サイエンス寺子屋 30日に海洋科学館 安心・安全願い 園児ら七夕飾りに短冊 「夏至」恒例の「お田植え祭」 『ダメ。ゼッタイ。』薬物乱用防止を呼び掛け 市民体育祭2023…少女バレーボール 多数の園児が発熱・風邪症状で園閉鎖 市内小学校で運動会 4年ぶりに全学年合同 [ 子供 ] 2023年06月03日赤穂柔道スポ少が近畿3位 初の全日本大会へ 親子で学ぶ防災ワークショップ 受講者募集 「ヘルメットなし」で自転車事故 致死率は倍以上 [ 子供 ] 2023年05月25日「高雄の宝」希少植物ハマウツボを観察 赤穂民報主催・第39回習字紙上展の出品規定 障がいのある園児に虐待か 県が改善指導 施設側は否定
コメントを書く