大規模接種へ薬剤師会が研修
2021年06月20日
大規模接種会場での従事へ向けて行われたコロナワクチン接種研修会
研修会は市役所2階会議室で行われ、コロナワクチンの取り扱いに詳しい赤穂中央病院とIHI播磨病院の薬剤部がワクチン解凍後の保管条件や「衝撃と光に弱い」などの注意点について説明した。受講者らはビタミン剤をワクチンに見立て、生理食塩水で薄めて小瓶から注射器に取り分ける作業を実習。目盛りを確かめながら慎重に指先を動かした。
赤穂市の大規模接種会場は1日最大1134人の接種を予定。必要な医療従事者の確保が課題となっていた。同会によると、市の要請を受けて会員の薬局に呼び掛けたところ、複数の薬剤師の派遣を申し出た薬局もあり、約50人が志願したという。
「急な要請だったにもかかわらず、多くの会員が薬剤師としての使命感をもって協力を申し出てくれた」と寺田晋一郎会長(66)。すでに全員がワクチン2回接種を終えており、研修に参加した小西恭子さん(53)=中広=は「地域に貢献できるよう頑張ろうという気持ちです」と意欲を語った。
<前の記事 |
[ 社会 ]
「安全運転を」中学生がイラストカードで呼び掛け お米配って安全運転呼び掛け その心は… [ 社会 ] 2024年09月22日「コロナ中等症受け入れ拒否」 保健所が「市民病院の懸念」報告 [ 社会 ] 2024年09月21日9月23日は「手話言語の国際デー」 体験イベント開催 《市民病院医療事故多発》業務上過失傷害容疑で書類送検の脳外科医2人 1件目は不起訴 第二種電気工事士 中1生が一発合格 2年に一度の「はかり」の定期検査 [ 社会 ] 2024年09月13日食堂閉店の赤穂高にコンビニ自販機 [ 社会 ] 2024年09月07日半世紀以上続く千種川水生生物調査 [ 社会 ] 2024年09月06日《市民病院医療事故多発》科長に偽証を強要か「職員としての服務規定」 病院は否定【加筆あり】 《市民病院医療事故多発》「科長に急かされた」被告医師が主張 自身の技量不足認めるメッセージも【加筆修正あり】 《市民病院医療事故多発》「外部検証が必要」指摘スルー [ 社会 ] 2024年08月31日台風10号接近 赤穂線で30日夕方以降計画運休【修正あり】 新たな感染症に備え官民合同で訓練 [ 社会 ] 2024年08月24日積算ミスで工事契約解除 市が損害賠償へ
コメントを書く